入社1年目でも転職できるのか

「やりたいことをやる!」23歳の新卒入社1年目で転職した話

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「入社1年目で転職してもいいものか」「そもそもできるのか」「周りになんて思われるだろう」

やりたいことがあったり、今の会社に馴染めなくて転職を考えている人は、そんな風に思っているのではないでしょうか。僕自身も当時はそう思って、転職に踏みとどまっていました。

しかし現実は、「たとえ入社1年目でもその先に見据える未来があるのなら、転職することは決してマイナスにならない」でした。

 

僕は実際に新卒で入社した会社を1年で辞め、大手の企業に転職することができました。ですが、転職するまでは半年ほどかかったため、転職活動しながらニート生活してました。

世間一般的にはたった1年で会社をやめるなんて甘いですし、仕事の良し悪しなんてわかるはずもありません。ですが、それは逃げではなく、きちんと目的があって決めたことであれば間違いではないと思います。

ここでは、僕が転職するまでの経緯や体験を記してありますので、転職に迷っている新卒の人に少しでも参考にしていただけたら幸いです。

 

転職前の会社は超ホワイト企業だった

僕が大学卒業後にはじめて入社した会社は、大手の有名企業でした。会社名を出すことはできませんが、誰しも一度は聞いたことがあるような、業界でもトップの企業でした。

ですが、僕がこの会社に決めた理由は、当時特にやりたいこともなく、「とにかく大手で安定しているところにしよう」というありがちな理由でした。業界は保険関係だったのですが、全く興味がなかったわけでもなく、ある専門分野の職種が面白そうだったので志望しました。

運良く入社できた僕ですが、大手だけあってパワハラなども一切なく、むしろ否定するところがないようないわゆる「ホワイト企業」でした。

しかし、業務は毎日同じことの繰り返しのルーチンワーク。一つ一つ案件を解決していく仕事で同じ案件など存在しないのですが、一つ終わったら次、それが終わったら次というような同じ繰り返しの毎日に、「人生これでいいのか?」と疑問を抱いたことをよく覚えています。

単純につまらなかったんですね。

とはいえ給料や人間関係に不満はなく、一生安泰でいられるような企業だったので、贅沢な悩みだったと思います。

 

転職しようと思ったきっかけ

僕がいた会社は古くからあるので、「年功序列」の会社でした。

年功序列とは、言ってしまえばやってもやらなくても年を重ねれば給料が上がる会社です。会社の不利益を出さなければ、ただ目の前にある仕事を片付けていけばいいのです。逆にどれだけ頑張っても上に上がることは難しく、仕事しながら時間が経つのを待たなければなりません。

そんな生活を繰り返していて思うのが、僕じゃなくてもいいんじゃないか?、自分である意味があるのか、という疑問でした。

正直そんなことはないでしょうし、かなり甘えていたと思います。ですが、ずっと思っていたのは、「もっと自分の実力を試したい」「誰かの役に立って、その人に喜んでほしい」という自分の素直な気持ちでした。

 

転職する前にいた会社は、年功序列であるため正直やってもやらなくても評価されることはないところでした。給与も地位も年功序列で実力に関係なく、年齢を重ねなければならない体系でした。まぁ1年目の新人じゃ当然ですが、そう感じたのは上司や先輩を見ていても同じだったからです。

昔から好奇心が強くて、上を目指したいという気持ちがあった僕は、自分の実力でどれだけできるか試したいと思うようになりました。

そして、人の役に立てることが嬉しくて、誰かに喜んでもらえるようなサービス業をしたいと、社会に出て働く中で気づくことができました。

 

入社1年目でも転職することができたわけ

ざっとですが、僕が転職に踏み出した「理由」と「経緯」です。

当時の状況や思いが動機になり、入社してわずか1年という短さで退職・転職をしましたが、それまでには初めての社会人、初めての転職、リスクの大きさにたくさん悩みました。

幸い僕の周りは応援してくれる人が多かったのですが、もちろん反対する人や批判する人もたくさんいたたのも事実です。やりたいことははっきりしてるのに、踏み出す勇気も逃げ出すこともできずに、何をしていてもそのことばかり考えていました。

ですが半年後、希望する会社にめでたく転職することができました。

入社1年目でも転職できた理由には、思い切って会社を辞めてから行った転職活動と、「やりたいことがある」という強い思いがあったからだと思います。

 

普通は今いる会社で仕事をしながら転職活動を行い、就職先が決まったら会社を辞めるというのが当然です。しかし僕は、先に会社を辞めてしまいました。

決して会社が嫌で辞めたわけではなく、本気でやりたいことがありその会社に入社したかったからです。説明会や面接が平日にしか行われないこともあったのですが、何かをしながら片手間で何かをするということが不器用な僕は苦手でした。

退路を経ち、後には戻れないという状況を作ることで自分自身と真剣に向き合い、転職活動に集中することができたと感じています。

 

面接では当然のように入社1年で辞めたことを問い詰められましたが、真剣に自分と向き合ったことで見えた自己分析や、退路を断ってまで来た本気さを認めてもらうことができました。まだ第二新卒での転職でしたし、何より「なぜ新卒入社の、しかも大手企業を1年で辞めてまで転職したのか」そのやる気をしっかり伝えることが内定をもらえた理由でした。

後でその面接をしてくれた人に会うことができ、採用した理由を聞くことができました。

その人は「確かに、たった1年で辞めてしまったことは世間一般では評価されない。だけど君は、そうまでしてうちに来たし、本当に働きたいという気持ちが伝わった。君にはもう一度、頑張って欲しい。」と答えてくれました。

正直、本当に嬉しかったです。

 

新卒での転職を経験したからこそ、伝えられることがある

今では、転職した会社で面接官として人事もやらせてもらっています。当時の僕はかなり無謀でしたが、今ではそのときの行動の大切さがよくわかりました。

人ひとりを雇い育てるのには、たくさんの人件費と時間を必要とします。面接官はそのコストをかけてまで取るべき人材なのかを判断しなければなりません。

なぜリスクを犯してまで転職をしたのか?

面接官としては当然気になる質問です。ましてや、僕の場合はせっかく入社した会社を1年で辞めてきた人間です。しかし、その投げかけた問いに対して返ってくる答えで、その人のやる気や本気度がわかります。

どんな仕事も必ず人格や人の気持ちが左右します。どんなに経験やスキルがあっても、その人にやる気がなければそれらは機能しませんし、何もスキルがなくともその人に本気の思いがあれば、有益な働きを生み出します。

スキルや経験は後から身に付けることができます。しかし、気持ちを身に付けることは難しいものです。

そこには全て、本気の思いがあったからです。当時リスクを負いながらも転職の道を選んだ自分と、面接官として人を見てきた経験を織り交ぜながら、新卒入社1年目で転職に悩む人のお役に立てればなと思っています。

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