転職成功への道

新卒だけど転職ってどう進めるの?全体の流れと転職方法のコツ!

新卒での転職を考える場合、はじめての転職になる人がほとんどだと思います。

「退職から転職までの流れは?」「転職活動の方法は?」「どんなふうに進めていけばいいの」など、転職の方法ってわからないことも多いですよね。

ここでは僕が新卒で転職した体験をもとに、退職から転職するまでや転職活動の流れ、新卒の転職で気をつけた方がいいことなどをまとめていきます。

退職から転職するまでの流れとポイント!

通常、転職方法として全体の流れは下記のようになります。

【一般的な転職までの流れ】

  1. 在職中に転職活動
  2. 転職先の決定
  3. 退職の意思表示
  4. 退職の了承
  5. 後任者への業務の引き継ぎ
  6. 有給休暇の消化
  7. 退職
  8. 転職先への入社

会社の状況や仕事内容などで順序の入れ替わりはありますが、一般的な会社員での転職するまでの流れになります。

※他在職中に転職活動を行う場合は、退職の意思表示より前に始めておくとベストです。

⒈在職中に転職活動

少し前までは退職してからの転職活動が一般的な流れでしたが、現代では在職中の転職活動をする方が良いとされています。

ただし、在職中の転職活動では、転職活動に集中しすぎて業務や人間関係に支障を出さないように注意しましょう。

⒉転職先の決定

転職先が決まったら、今度は最低でも3年は勤められるようにしましょう。

自分が選んだ人生ですし、この先にまた転職する機会があれば、二度目の早期退職は非常に不利になるということを覚えておきましょう。

⒊退職の意思表示

「退職届」を提出するか、口頭できちんと伝え、会社に退職の意思表示をします。

退職届を提出する際の期限や決まりごとは会社によっても違うため、就業規則を確認しましょう。退職の旨は最低でも1ヶ月以上前には伝えるのが基本です。

退職を伝えるタイミングは、転職先の「内定」が出て(転職先が決まって)から退職することを伝えましょう。退職することを先に伝えてしまうと、転職先がなかなか決まらないときに居づらい期間が長くなりますし、仕事に差し支えが出てくることもあります。

また、転職先がまだ決まっていないは必ず引き止めにあいますし、否定的なことを言われて迷いが生じます。転職先が決まっていれば引きとめようがありませんので、退職をスムーズに進められます。

退職する際の伝え方は、『新卒が転職する場合の退職理由はなんて言う?後悔しない伝え方』を参考にしてください。

⒋退職の了承

「退職届」を会社側が受理し、退職を了承します。

ここで引きとめにあったり、否定されたりもしますが、自分の気持ちや転職の意志を強く持ちましょう。円満退社できるようにも心がけておくことが大切です。

⒌後任者への業務の引き継ぎ

最終出勤日までに、自分の担当業務を後任者に引き継ぎます。引き継ぎはかなり大切です。

新卒で辞めるとなると大きな仕事はないかもしれませんが、社会人として責任をきっちり果たしましょう。なるべく迷惑がかからないように、できる仕事は終わらせておくことがベストです。

「どうせ辞めるのだから」と適当に行うのではなく、「退職するのだからしっかりと」という気持ちで責任を持ってきちんと終わらせましょう。

⒍有給休暇の消化

有給休暇が残っている場合は、引き継ぎ終了後に消化することが多いです。

有給休暇はしっかりとした権利です。誰に否定されても、それを取り消す権利はありません。後ろ目を気にせず、きちんと消化して心身ともに整理していきましょう。

⒎退職

最終日を迎えて退職です。

被保険者証や会社から預かっているものを返却したり、お世話になった人たちへの感謝も忘れずに伝えます。たとえ嫌な人だとしても、必ずどこかではお世話になっているのですから、意地を張らずに大人な対応を心がけましょう。

「最後の挨拶」はとても大切です。後ろめたさも残りますが、後々お世話になるかもしれませんし、付き合いがあるかもしれません。

この退職する際の印象の残し方一つで、自分の気持ちの整理や今後の人生にも関わってきます。晴れ晴れと転職する方法は、最後こそしっかりやっていくことです。

転職活動の方法と流れ

転職活動の全体の流れとしては、以下のように進めるのが基本です。

  1. 転職活動の準備
  2. 求人を探す
  3. 書類作成と応募
  4. 面接
  5. 内定と手続き

では一つずつ解説していきましょう。

⒈転職活動の準備

転職活動を始めるにあたって、まず行わければならないのは自己分析目的の整理です。

  • そもそもなぜ転職したいのか
  • 転職してどんなキャリアを歩みたいのか
  • 今の職場を続けることに意味はないか

などの転職するうえでの自分の軸を決めることが大切です。

この自己分析と目的整理がきちんと行わなければ、求人探しや面接において必ずつまづく場面が出てきます。自分の軸が定まっていれば、迷いでブレることもありませんからね。

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⒉求人を探す

自己分析が済んだら、いよいよ求人を探します。

履歴書などの書類作成が先じゃないの?と思うかもしれませんが、書類作成は応募したい企業に合わせて作成する方が自然ですし、意志が伝わりやすいです。

求人の探し方は基本的に以下の2パターン

  • 転職サイトで探す
  • 転職エージェントやハローワークで紹介

転職サイトは、全国の数千〜千万件の求人を掲載しているサイトです。条件やエリアから求人を検索し、そこから気になる求人に応募することができます。

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⒊書類作成と応募

転職したい企業や求人が決まったら、いよいよ応募するための書類を作成します。

転職で必要な書類は「履歴書」と「職務経歴書」の2種類です。

職務経歴書とは、「会社で何を行ってきたのか」「どんなことができるのか」などの職歴に関する詳細です。履歴書はアルバイトや就活で書いたことがあるとは思いますが、職務経歴書は書くことが初めての人が多いでしょう。

転職において求人企業とのファーストコンタクトになるため、入念に書き込むようにしましょう。書き方がわからないという人は、以下でまとめているので参考にしてください。

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書類の作成が済んだら、あとは転職サイトや転職エージェントから応募します。書類はこのとき一緒に送る場合と、あとから書類選考の通知が来る場合があります。

⒋面接

無事に書類選考を突破したら、いよいよ面接です。

転職において「面接」こそがメインであり、一番緊張するところでもありますね。

面接は企業にもよりますが、だいたい1〜2回が平均です。企業ごとに複数で行うか、一対一で行うかは異なります。どちらでも対応できるように練習はしておきましょう。

新卒の転職で注意しておきたいことは、「就活」と「転職」は違うということです。

当然聞かれることや話す内容も異なります。学生からの就職のように「こうなりたい」という希望では採用はされず、社会人として「御社でこう役に立てる」「こんなことが活かせる」といった人材としてのアピールが必要です。

詳しくは学生からの就活と第二新卒として転職することの違いでも解説しているので、まずは土台となる心構えを身につけましょう。

⒌内定と手続き

すべての選考が終わり、内定通知をもらえたら終わりではありません。

入社を決める前に、勤務条件や福利厚生などをしっかり確認しておきましょう。ここをきちんと確認しておかないと、後々に「話が違う!」とトラブルを起こす原因となります。

また、入社するまでの手続きとして、年収交渉や入社日の決定など決めなければならないことがあります。同時に退職手続きも進めなければなりません。

はじめての転職でわからないことばかりだとは思いますが、不安な人は転職エージェントで転職活動を行うとよいでしょう。書類添削や面接対策、入社日の調整や年収交渉などもすべて代わりに行ってくれます。

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転職活動に必要な期間とスムーズに進めるコツ

実際、転職するまでにどのくらいの期間が必要になるか確認しておきましょう。

転職活動を始めてから、次の会社で働き始めるまで、トントン拍子で話が進んでも2〜3ヶ月ほどかかります。

実際には日程調整や面接の回数なども異なりますので、スケジュールを考えると4〜5ヶ月は見ておいた方がいいでしょう。

新卒の転職をスムーズに進めるコツは、以下の3つのポイントを抑えることです。

退職までのスケジュールを立てておく

転職をスムーズに進めるコツは、何事も計画的に行うことです。計画通りに行かないことも多いですが、それらも予測してスケジュールを立てておきましょう。

直属の上司に相談することから始まり、このときに退職日の相談もしておきます。すぐに退職はできませんので、会社の都合と自分の都合をよく話し合って決めます。

退職日に合わせて、業務の引き継ぎ、挨拶回り、手続きなどのスケジュールを立てていきましょう。

このとき、求人先の企業の先行や日程がわからないときは、平日のスケジュール調整もしてくれる転職エージェントなどを利用しておくと進めやすいです。

履歴書や職務経歴書は早めに準備しておく

転職しようかなと考えたら、転職する決意が固まっていなくても「職務経歴書」や必要な書類は準備しておくとよいです。

良い会社の求人はいつ出されるかわかりませんし、早い者勝ちでもあります。求人を見つけてから選考までに日数があればいいですが、見つけてから書類作成していては間に合いません。

有給休暇はきちんと消化する

もともと日本は有給休暇の消化がしにくいと言われていますが、転職する前にきちんと使い切りましょう。

企業にもよりますが、新卒といえど入社して6ヶ月が経過すると有給休暇は発生します。

新卒2年目の春から転職先に移りたいという場合は、書類作成やエージェント探しは半年前くらいには着手しておくのがベストです。

最初の面接から内定を取り転職先を決めるまで1〜2ヶ月、引き継ぎと有休消化で1〜2ヶ月、合計で3〜4ヶ月ほどがベストです。

 

新卒は在職中の転職活動がベスト!

在職中の転職活動で業務などに支障を出してしまう場合があると書きましたが、実際に転職活動を行う場合は、基本的には在職中に行うことが成功方法です。

僕自身は退職をしてから転職活動を行いましたが、それなりの理由があったからです。

というのも、当時は転職活動にかかる日数や全体の流れなどを理解していませんでした。また、転職したい企業の場所が遠く休日しか動けないにも関わらず、業界がサービス業のため説明会や試験・面接は平日にしか行われていなかったからです。

結果としては、自己分析や企業研究などの転職活動に集中することができたのでよかったとは思いますが、たまたま内定が出たものの、ずっと転職先も決まらずにいたらと思うとゾッとします。

最後に、僕が感じた退職後に転職活動を行うリスクをご紹介します。

モチベーションが続かない

先に退職をした場合、退職してすぐに転職先が決まれば良いですが、何ヶ月も何社も落ち続けるとモチベーションを保てなくなります。

そうすると転職活動にも身が入らなくなり、面接でも失敗を重ねるという悪循環に陥ります。

また、内定をもらうことに固執してしまい、社風も仕事内容もまったく合わない会社でも飛びついてしまうことがあります。それでは転職をする意味もありませんし、本末転倒です。

転職活動が長引くと不利

もっと怖い状況が、ずっと転職先が決まらないことです。

転職活動が長引けば、そのぶん退職してからの空白期間が長くなり、面接や転職活動自体が不利になります。空白期間が長引けば長引くほど、企業側からも「労働意欲がない」と思われてしまうこともあります。

さらにモチベーションも続かなくなり、ついには転職することを諦め、フリーターやニートに逃げてしまうことも考えられます。

 

新卒の転職をうまく進める方法は転職エージェント?

新卒であるならば、はじめての社会でわからないことやうまくいかないことばかりです。スケジュール調整などもそうですが、そういったときに手助けしてくれるのが「転職エージェント」です。

転職エージェントでは、転職に関するわからないことや現職への悩みなどを相談できることはもちろん、忙しいスケジュールでも転職をサポートしてくれます。

大手転職エージェントの「マイナビジョブ20's」では、企業との日程調整などのやり取りを代行してくれたりします。はじめてでうまくいかないからこそ、プロの力を頼ることも新卒での転職を成功させる方法です。