新卒で早期退職をしてしまった場合や、第二新卒として転職したいと考えている人にとって難しいのが「志望動機」。
転職において志望動機で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
履歴書や面接でも必ず問われる志望動機ですが、この書き方で採用を大きく作用します。
この志望動機の書き方をわかっていない人はことごとく落とされます。
新卒が転職する上で、志望動機の書き方には大事なことが3つあります。第二新卒の転職でうまくいかない人や、これから転職を考えている人は志望動機の3つの注意点を心に書き留めておいてください。
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目次
第二新卒の志望動機の書き方|転職成功率を上げる3つの注意点
⒈志望動機は「退職理由」じゃない
これは意外に多いんですが、志望動機の欄に書き出しで「退職した理由」などを書いてしまう人がいます。
第二新卒の方や、転職経験がない人がやりがちなミスです。
志望動機とは、その会社に入りたい動機や選んだ理由です。「自分がどうして退職したから御社を選びました」みたいな理由は、志望動機ではありません。
過去の経過や今までやってきたことを書くのもよくありません。その志望動機を見ただけで面接する側としては、はっきり言ってつまらないです。会ってみたいと思いません。
何より、当社を志望した情熱や「やる気」といったものが感じられないからです。
志望動機の意味をきちんと理解していない人が多いんです。大事なことなのでもう一度言いますが、志望動機とは、その会社を志望した動機や数ある会社からそこを選んだ理由です。
自分の志望しようと思った動機や選んだ理由はなんなのか、もう一度自分に聞いてみてください。
⒉志望動機では、働くイメージと未来を見せる
志望動機で見せるポイントは、このやる気と未来、つまりその会社でこれから働く姿をイメージさせることです。
精神論のようですが、これが伝わるかどうかで転職成功の確率は大きく変わりますよ。
第二新卒の転職で大事なことは、経験やスキルがない分、「やる気」と「その会社での定着性」が大事です。採用する側が第二新卒や早期退職をしてしまった人に思うのは、期待半分と不安半分だからです。
特に早期退職をしてしまった人は、「うちに来てもすぐに辞めてしまわないか」という懸念材料が必ずあります。
それを払拭するほどの「なぜ、その会社に入りたいか」「そこで何を成したいか」「仕事を通して、どう貢献できるのか」というような、具体的な将来性が大切です。
ポイントは、その会社での仕事や未来に結びつけた具体的な目標や成したいことを伝えること。
また、やる気といっても「精一杯頑張る」といった精神論だけの表現ではなく、それら熱意を裏付ける行動や実績を示します。
例え職歴が短い第二新卒でも、前職での実績や評価、現在努力していることなど、熱意の裏付けをしっかりと示すようにしましょう。
⒊その会社でなくてはならない理由を明確にする
志望動機を書くポイントとして、志望理由の根っこは「その企業独自の魅力」だということです。
履歴書で「業界に対する志望動機」を書いてしまうこともありがちなパターンですが、それでは「同業他社でも構わないのでは?」というふうに思われてしまいます。
「他社とは違う御社の魅力」「御社だからこそ実現できる仕事」「御社でかなえたい目標」を明確にして、入社意欲を訴えることが重要です。以下の視点も参考にしてください。
志望動機で参考にしたい企業視点の理由
- 自分が活躍、貢献できる仕事、環境、市場がある
- 独自の技術力、ブランド力がある
- 魅力的な商品の開発を行っている
- 顧客重視の姿勢やサービス体制が整っている
- 海外発展や新規事業参入のプランがある
- 能力主義の社風から実力相応の評価を得られる職場だ
- 独自の企業理念・経営トップに魅力がある
第二新卒の転職は志望動機と適性が大事!
第二新卒の転職で重要なことは、あなたが転職をしようとする理由と志望動機、企業に価値を提供し定着できるかの「適性」が大切です。
当然ではありますが、企業もコストをかけて人材を募集し、育てていきます。あなたが企業で貢献できることや、利益になることを加味した上で書く内容を考えましょう。
くれぐれも、自分視点ばかりにならないように注意しましょう。
そのために必要なのが、自分の強みや活かせることなどの自己分析や、攻略するべき企業の情報収集です。自分だけでじっくり精査してもよいのですが、限界があります。
また、自分では気づかない客観的な視点というのが新卒の転職を成功させます。
マイナビジョブ20’s では、一人一人につくアドバイザーと独自の適性診断プログラムなどを駆使して、あなたに合った最適な企業や志望動機などの攻略法を提供してくれます。
また、マイナビは多くの企業独自のパイプを持っているため、企業情報も幅広くて深いです。
また、具体的な志望動機や職務経歴書など、あなたと志望する企業に合わせた書き方を教えてくれます。利用はすべて無料なので、転職を考えたら一度相談してみるのがおすすめです。
そもそも志望動機が思いつかない場合は?
第二新卒の転職で多いのが、とにかく今の職場を離れたいがゆえの転職です。
こういった理由での転職は、ゴールや目的が明確になっていないため転職先でのミスマッチや、そもそも転職活動もうまくいかずにダラダラ続けてしまう状況に陥りやすくなります。
そのため、志望動機が思いつかないのも当然のことです。
ただ、そういった場合は転職する必要があるのかをもう一度考えてみましょう。
【ステップ0】知っておきたい事前知識
┗入社1年目で転職をするということ(トップページ)
┗新卒は何年目の転職率が一番高い?
【ステップ1】転職の流れを知る
┗第二新卒の転職活動の進め方
【ステップ2】転職先を見つける
┗ハローワークと転職サイトはどっちがいい?
┗初めての転職で失敗しないための準備マニュアル
┗第二新卒の転職は難しい?失敗する8つのパターンと成功するコツ
【ステップ2.5】おすすめの転職サイト・エージェント
┗新卒1〜2年目におすすめの転職エージェントまとめ!
【ステップ3】書類選考を突破する
┗落とされる履歴書と落ちない書き方のルール
┗採用担当の目にとまる職務経歴書の書き方
【ステップ4】面接を攻略する
┗新卒転職の面接で心がけておくべきこと
┗第二新卒の面接で聞かれることは?
【ステップ5】退職のいろは
┗会社を辞めたい新卒の退職理由と後悔しない伝え方
┗新卒の会社の辞め方とマナー!円満退職する方法!