使えないと思われる第二新卒の特徴は?採用されるための対策と秘訣

第二新卒で転職を考えている人の中には、「第二新卒って使えないと思われてる心配」「使えない第二新卒ってどんな人?」と不安を覚えている人も少なくありません。

今回は、採用担当や現場で「使えない」と感じさせてしまう第二新卒の特徴をまとめました。また、使えないと思われないための対策についてもご紹介します。

これから第二新卒として転職に踏み出そうとしている人は、採用担当者によい印象を与えらえれるようにこの記事を参考にしてみてください。

目次

世間の第二新卒に対するイメージは使えない?

そもそも第二新卒とは?

第二新卒とは、一般的にいうと「新卒から社会人3年以内」「25歳」くらいの転職・求職者を指します。

第二新卒という言葉自体は、転職することなく長く務めることが”美徳”とされていたかつての日本にはありませんでした。

しかし、言葉自体はなかったものの、新卒入社3年以内に辞める割合は30年以上変わっておらず、第二新卒という存在はそれほど珍しいものでもないのです。

第二新卒に対する世間の目

第二新卒というと、「入社してすぐに辞めた人」「忍耐力がない」といったイメージを持たれる心配をしている人も多いのではないでしょか。

たしかに、”すぐに辞めた=使えない”というような悪いイメージがある一方で、キャリアや将来像をきちんと考えて主体的に行動できる人物というイメージもあります。

人手不足の現代では、一から育てなくてはならない新卒よりも、一度は社会を経験している第二新卒は育てやすいため、積極的に採用する企業も増えています。

採用担当が使えないと感じる第二新卒とは?

20台の若手をほしがる企業が多いなかで、一番大変なのは採用担当です。

第二新卒は、「やる気」や「熱意」で取る新卒採用と即戦力になる中途採用の中間的存在であるため、判断基準が難しく採用担当は苦戦します。

使えない第二新卒を雇ったとなれば採用担当の責任になるため、企業や自分のためにもどうしても厳しく見なければならないのです。

では、その採用担当が「使えない」と感じる第二新卒の特徴をご紹介します。

社会的常識・マナーが身についていない

企業が第二新卒を採用するメリットは、一度社会に身を置いているため、新卒のように一から教えこむ必要がなく、非常に育てやすいことにあります。

そのため、社会人としてある程度の常識やビジネスマナーが身についていることが「第二新卒」の前提になります。

挨拶や正しい言葉遣いができていない、相手の目を見て話さない、学生のようなワガママな意見ばかりを主張する、身だしなみが悪いといったマナーや常識に欠けていると、「この子は職場では使えないな」と思われてしまします。

目的や熱意を感じない

第二新卒として転職をする人の多くは、今の会社から逃げ出したい気持ちが先行する人が多いです。

特に”履歴書”や”職務経歴書”では、転職理由や志望動機に「退職した理由」から書き始める人が多く、面接でも同様に話す人が少なくありません。

「第二新卒はこうしたら転職できる」といったテンプレや小細工を信じ、企業側へのやる気や熱意を欠いてしまっているのです。

こうした第二新卒は、転職してもまた同じことを繰り返し、「採用してガッカリ」「第二新卒は使えない」という印象を強めてしまいます。

現場で使えないと思われる第二新卒の特徴

自ら考えようとしない指示待ち人間

第二新卒だけではありませんが、使えないと思われる要因に「すぐに答えを求めて自ら考えて行動しない」人が多いという意見があります。

独立行政法人の「労働政策や採用に関する調査」によると、これまで企業が重視してきた人材は「職場でチームワークを尊重することができる人材」である割合が最も多いです。

しかし、今後企業が重視する人材は「指示されたことだけでなく、自ら考え行動することのできる人材」にシフトしつつあります。

職場に馴染むコミュニケーション能力はまだまだ重要とされていますが、将来的なポジションやキャリア形成を考えると、リーダー各となる人物が必要になります。

そのためには、自ら考えて動ける主体性や意欲的に学ぼうとする向上心がある人物を求めます。

「どうすればもっと効率よく動けるか」「この仕事を進めるには何をするべきか」など、現場では自ら考えて動くクセをつけるようにしましょう。

単純にコミュニケーション能力に欠けている

近年の第二新卒は職場での人間関係を避ける傾向が強いため、個人で自由に働ける環境を希望しがちです。

そのため、少しでも自分に合わないと感じれば辞めてしまう若者が増え、利己的に考え行動することを優先し、お互いにコミュニケーションを取るような意識や努力がなくなってきています。

こういったコミュニケーション力が欠けている人材は、仕事仲間と協力やチームワークがうまくいかず、クライアントにさえ不快な思いをさせる可能性があります。

全ての人と仲良くする必要はありませんが、どんな仕事や企業でもコミュニケーションを取ることは必須であり、避けることはできません。

使えないと思われる要因は、能力や経験などの目に見えるものだけではないことを覚えておきましょう。

転職活動で「使えない」と思われないために

ある程度の社会的常識やビジネスマナーを身につけておく

採用担当が第二新卒に求めることは、若さやポテンシャルに加え、育成コストの削減と育てやすさにあります。

ある一定の常識やビジネスマナーが身についているものだと考えているため、逆に身についていなければガッカリされてしまうことが想像できるでしょう。

どの程度を身につけておけばいいかは企業や採用担当者にもよりますが、『第二新卒が転職するときに身につけておきたいビジネスマナー!』で必要なことをまとめているので参考にしてみてください。

また、転職エージェントやその道のプロに教えてもらう方が確実とも言えるでしょう。

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企業や仕事に対する目的や熱意を見せる

企業が求める第二新卒として、前職を退職したことを払拭できる目的や熱意をアピールすることが大切です。

スキルや経験など目に見えるものだけが「使えない」と判断される材料ではないと言いましたが、やる気や熱意というのは具体的に見せることも可能です。

例えば、本当に働きたい企業や仕事であれば、事前に学んだり習得できるものがありますし、好きなことや得意なことは徹底的に調べたりしますよね。

形として見せるのであれば、資格や作製物、企業で役に立てる知識や経験もよいでしょう。

自分に適性があると判断させる

うまく熱意を伝えられない場合は、”適性”があることを採用担当にアピールしましょう。

第二新卒は即戦力となる中途採用とは見られることは少ないですが、適性があるに越したことはありませんし、他の応募者よりも入ってほしい気持ちが強いです。

適性やうまくマッチするところがあれば、長くに勤めてくれますし、応募してきた第二新卒の方にもやりがいを持って働いてもらえます。

ただそのためには、自分にうまくマッチした適性のある企業や仕事を見つけることが鍵です。

第二新卒の転職において、理想のキャリアや自分のやりたいことなど”適性”があるかを判断するのは非常に難しいでしょう。一般的職者でも悩む人はいます。

そうした場合は、

  • より多くの求人や企業を見て視野を広げること
  • 自分の性格や過去の経験から客観的に判断してもらうこと

この2点が必要不可欠です。

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また、一人一人にフルサポートしてくれるキャリアアドバイザーとのカウンセリングにより、自分の強み・弱みや性格からマッチする求人や仕事を見つけてくれます。

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まとめ|使えない第二新卒になるかは自分次第!

第二新卒の転職では、一見不利になる場面が多いようにも思えますが、反面で転職しやすい市場でもあることを忘れないでおきましょう。

使えないと判断されて転職に失敗するかは、あなた自信の行動や身の振り方にあります。

まずはしっかりと転職したい理由と目的を固め、転職したい企業ではどういった第二新卒が求められているか徹底的に研究してください。

転職活動は自己と企業の分析、そしてマッチングです。使えない第二新卒と思われないためにも、使えるものやできることは全てやっておきましょう。

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