「転職において、自分の市場価値を知っていますか?」
転職サイトや転職エージェントは数あれど、事前に自分の価値や求めるキャリアを見つけ出すのは難しいものです。それこそ第二新卒や20代の場合はわかりません。
そこで、自分の転職市場での価値を見出す人材サービス「MIIDAS(ミイダス) 」が注目を集めています。
しかし、新しいサービスであるため、ミイダスの料金や仕組み、本当に転職に役立つのか気になる人も多いでしょう。
本記事では、ミイダスを実際に使ってみて、その仕組みや使い方・費用などを徹底解説してきます。
MIIDAS|ミイダスとは?
MIIDAS(ミイダス) は、「あなたの市場価値を見いだす転職サービス」というキャッチコピーの診断型転職サイトです。
自分の経歴やスキルなどをもとに、200万人の転職データやマーケット情報から、適正年収をリアルタイムで診断してくれます。
診断結果をもとに企業からオファーなどが届き、そこから直接転職活動ができるという手軽さと、市場価値を見いだす新しいカタチの転職サイトとして注目を浴びています。
実際にMIIDAS(ミイダス)を使ってみた!
ちなみに私が実際にやってみた診断結果がこちら。
こちらはまだ登録途中ですが、登録が完了するとオファーをくれた企業の求人や詳しい情報を見ることができます。
厳密に登録していない情報もあったので、合致する企業が少し多めに出てしまいました。
年収に関しては、類似ユーザーの年収が少し高いような気もしますが、あくまで同じような条件で転職して年収を上げた人の実績になるので、参考程度、もしくはもっと上を目指せるというモチベーションにつなげられるといいですね。
選考はすべて面接からスタート!
ミイダスのオファーはすべて書類選考済みで、面接が確約されています。転職活動において書類選考で落とされることや面接で自分を見てもらえない悔しさがあったことでしょう。
書類では伝えきれない自分自身を、確実に伝えるチャンスがあります。あくまであなたの経歴を見たうえで面接のオファーを出しているので、「大丈夫かな」と心配することもありません。
ユーザーの約60%が登録直後にオファーを受け取っていて、約99%が1通以上のオファーを受け取っているそうです。
リアルタイムの診断結果で市場価値の変動がわかる
ミイダスの代名詞とも言えるのが、リアルタイムで算出される”市場価値”診断です。
リアルタイムとはどういうことかというと、業界や職種によって求められる”時期”というものがあります。
例えば自分が転職したい時期に、自分が求める市場や需要があまりない場合は転職しにくくなりますが、自分が求められる市場や価値の高ある時期を把握しておけば、転職はしやすくなるということです。
自分が転職したい時期にいい求人があるとは限らないため、マーケット(市場)目線で転職活動を行うことで、市場価値は高まり、いい求人、よりマッチする求人とも出会える可能性も高くなります。
2つの診断機能で自分の”適正”や”個性”がわかる
MIIDAS(ミイダス) には、転職活動で重要な自己分析に役立つ診断機能が2種類あります。
一つは、仕事や職場環境の適性を見いだす「コンピテンシー診断」です。
質問にチェックしていくだけで、自分の資質や適性の高い職種、どんな職場環境に向いているかなどを診断してくれます。
コンピテンシー診断
- マネジメント資質
- パーソナリティ(本人)の特徴
- 職務適性
- 上下関係適性
- ストレス要因
診断結果画面は以下のように、それぞれの項目に対してどれだけ傾いているかが出ます。
(以下は私の診断結果)すべては出せませんが、参考までに。
自分が仕事や職場でどんなことにストレスを感じるのかも診断してくれるので、自分では気づけなかった新しい発見があるかもしれません。
パーソナリティ診断
2つ目の診断が、生まれ持った個性や心のコンディションを分析・診断する「パーソナリティ診断」です。
精神医学と次世代パーソナリティ分析エンジンPSAにより、8つに分けられる自分の個性を診断してくれます。
- 主導者
- 職人気質
- 芸術肌
- 理想主義
- 堅実主義
- 平和主義
- 完璧主義
- 先駆者
生まれ持った個性は、遺伝による規定性が強く出るため、生涯で変化することは少ないです。
そのため、自分の本質と向き合うことができ、ストレスの少ない仕事・職場を選ぶ判断材料になります。
ちなみに私は「完璧主義」と「先駆者」が個性でした、、(合ってる)
個性についての詳細やこれからのアドバイスなんかも一緒に解説してくれます。
さらに、「今のコンディション」では、現在の精神状態や人間関係に対するあり方を示してくれます。
コンディションは「充実」から「疲れぎみ」までを8段階で診断し、一番よい状態の「充実」を目指すためのアドバイスも伝えてくれるので、今の仕事や職場で疲弊している人はぜひ利用してみてください。
MIIDAS|ミイダスの仕組みと使い方のコツ
ミイダスは転職サイトですが、普通の求人掲載している転職サイトとは仕組みも使い方も全く違います。
ここからは具体的にどういう仕組みで、どんな使い方をすればいいかを解説していきます。
まずはミイダスで市場価値を知る
ミイダスの仕組みは、オファー機能に特化したマッチング式の転職サイトです。
あなたの経歴や市場価値を判断し、オファーした企業と直接コンタクトが取れますし、面接前の情報交換や交渉も可能なので、より効率的に転職活動が行えます。
MIIDAS(ミイダス) 最大の特徴が、自分の適性年収と市場価値が一目でわかるということ。
ミイダスの賢い使い方は市場価値からの比較
ミイダスには200万人以上の転職データ・マーケットをもとに、経歴やスキル等で自分の価値を知ることができると前述しましたね。
通常の転職サイトのように膨大な市場から、自分の価値や適性のある仕事を見つけることは大変なことです。
しかし、ミイダスなら自分の市場価値を見出し、企業側からもミスマッチの少ない選出ができるというわけですね。
登録すると約50,000社以上の企業に公開されるので、マッチする企業からオファーをもらえるという仕組みです。
使い方としては、基本的には”受け身”の転職サイトになりますが、オファー企業などをもとに自分という価値を適性に判断し、一種のツールとして転職活動をするといいでしょう。
ミイダスでは転職エージェントのようなサポートはないので、そういったサービスを使いたいなら転職エージェントを利用すると転職しやすくなります。
MIIDAS|ミイダスの料金とかかる費用
気になるミイダスの利用料金ですが、他の転職サイトと同じように費用は一切かかりません。すべて無料で利用できます。
転職サイトは企業と求職者をマッチングするサービスですが、利用料や紹介料といった費用はすべて企業側から受け取っています。
法律的にも、「求職者からお金をもらってはいけない」という決まりがあるので、我々は安心して利用できるというわけですね。
MIIDAS|ミイダスの使い方(登録方法)
最後にMIIDAS(ミイダス)の登録方法をご紹介します。
ミイダスの登録方法は、普通の転職サイトのように自分のプロフィール(経歴)と転職の希望条件などを入力していくだけです。
- MIIDAS(ミイダス)公式サイトへアクセス
- プロフィール(経歴)と職務経歴を入力
- 市場査定年収が出たら「ミイダスに登録してオファー内容を見る」
- 希望条件などを入力してユーザー登録完了
経歴などを入力して出る査定内容は、あくまで同じような条件で転職をした人の市場価値を参考にしているので、目安として考えておきましょう。
ユーザー登録までのプロフィール(経歴)や希望条件の入力には、項目が少し多いので10〜15分程度かかります。
帰宅後など少し時間があるときに登録するのがおすすめです。
会社にはバレないの?
また、職務経歴上の勤め先はオファー企業に「公開する」「公開しない」を選択できますが、公開していたとしても個人情報なので勤め先には一切通知等はありません。
そのため、「公開しない」を選択しておけば、会社にバレることはないので安心してください。
合わせて転職エージェントを活用するのがベスト!
転職活動において、「ミイダス」のような転職サービスだけでは当然よい転職はできません。
転職が初めての第二新卒やより確実に転職を成功させたい人は、「転職エージェント」を合わせて利用しましょう。
転職エージェントでは、求人のピックアップ・紹介だけでなく、内部情報の開示、書類の添削、面接対策、年収交渉など幅広くサポートしてくれます。
もちろん費用は一切かからないので、ミイダスと合わせて活用しておきましょう。
まとめ|ミイダスは自分の市場価値を知るのに最適!
ここまで、MIIDAS(ミイダス)の費用や仕組み、使い方などを解説してきましたが、いかがでしたか。
最後にミイダスの要点をまとめると、
- 自分の市場価値がリアルタイムで分かる
- 職種への適正や自分の個性が分かる
- 選考は全て面接からスタート
- 料金はすべて無料
- 会社にバレることはない
- 使い方は転職エージェントと併用するのがおすすめ
もしも今の仕事に不満や焦りを感じたり、これからのキャリアを考える上で転職を考えているのなら、MIIDAS(ミイダス) で自分の市場価値を知っておくのがよいでしょう。
あくまで指標の一つですが、スマホ一台ですぐに利用できるので試す価値はありますよ!