DMM GAMESはどんな会社?第二新卒でも転職できるか調べてみた!

先日、私が登録している20代専門の転職サイトから、とても気になる求人のスカウトメールが届きました。

求人が来た会社は、タイトルにもある「DMM GAMES」です。

「DMMってあのエロか?いやいやゲームだからエロゲーか?」

現在転職を考えているため、気になる企業はいろいろと調べています。

そこで本記事は、「DMM GAMES」について詳しく調べてみました。第二新卒や20代で「DMM GAMES」に転職・就職を考えている方は、参考にしてみてください。

目次

「DMM GAMES」はどんな会社?

「DMM GAMES」は、親会社である「DMM.com」からゲーム事業を切り離して法人化したゲーム専門のDMMグループ企業です。

メイン事業は、他社のゲーム会社が作成したゲームをDMM会員ユーザーに紹介するプラットフォーム「DMM GAMES」の運営です。

もともとDMM.comで2011年にサービスを開始し、2018年には2,200万人のゲームユーザーを抱えるまでに成長しており、制作スピードや意思決定の速度などを高めるために分社化したようです。

「DMM GAMES」の会社概要

  • 会社名:合同会社DMM GAMES
  • 資本金:1,000万円
  • 設立:2017年12月13日
  • 最高経営責任者:村中 悠介
  • 事業内容:オンラインゲーム事業、その他
  • 公式企業サイト:https://dmmgames.co.jp/
  • 本社:六本木
  • 支社:秋葉原、金沢、沖縄

DMMグループなのでもっと歴史が古いのかと思ったら、最近設立したばかりの会社でした。ゲーム事業が伸びたから新設したんですね。

ちなみに「株式会社」ではなく、「合同会社」です。

合同会社とは、「出資者」と「経営者」が同一の会社です。つまりは、会社の資金を出資しているのが経営者本人である会社のことです。

通常、会社といえば「株式会社」を想像しますよね。株式会社は「出資者」である株主と、「経営者」である人物が別々の経営スタイルです。

株式会社であるメリットは、出資者と経営者を分けることで客観的な経営ができることと、成長に合わせて株式により資金調達ができることです。一方で、合同会社は出資者と経営者が同一であるため、意思決定が早く、柔軟な経営ができるのがメリットのようです。

「DMM GAMES」の事業内容

「DMM GAMES」のメイン事業は、DMMユーザーに他社ゲーム会社が作成したゲームなどを利用してもらうプラットフォームの運営です。

「艦これ」「刀剣乱舞」「神姫PROJECT」などのPCゲームを年間60〜80本リリースしていて、デバイスに合わせて展開したり、新しい市場開拓などの代理店事業をメイン事業としているようです。

私はてっきり「DMM GAMES」がゲームを作っていて、それを販売していると思っていました。実際は他社ゲームを紹介するメディア事業のようですね。

他にもゲームに絡むいろいろな事業をしていて、「eスポーツ」もやってました。

  • パブリッシング事業
  • ゲーム開発・企画事業
  • eスポーツ事業
  • 投資支援
  • 海外事業

親会社は「DMM.com」

「DMM.com」といえば、今や世界でもトップクラスのAV(アダルトビデオ)会社です。

今でこそ、「DMM FX」や「DMM英会話」など幅広い分野で事業を行っていますが、メイン事業はアダルトジャンルの動画コンテンツ制作。私は男だからよいですが、女性なら少し気が引けてしまいそうですね。

とはいえ、アダルト動画コンテンツでは右に出るものがいないほど有名な会社で、いろいろなジャンルに事業を拡大できるほど大きな会社であることは言うまでもありません。

今回スカウトが来た「DMM GAMES」の求人内容は?年収は?

さて、いよいよ本題ですが、実際に紹介された「DMM GAMES」の求人ですが、「PRプランナー」という職種で、年収500〜700万円という条件でした。(年収は企業HP同様)

合同会社「DMM GAMES」/PRプランナー

仕事内容:DMM GAMESが展開するPC・アプリゲームのマーケティング全般

  • プロモーション立案、実行
  • ブランディング戦略の立案、実行
  • 市場調査などの分析
  • パートナー選定や運用などなど…

必須条件:マーケティング、プロモーション系の実務、または営業経験

就業時間:11:00〜17:00

給与:年収500〜700万円

休日/福利厚生…公式サイトで確認できます。

※情報はあくまで一部記載です。転職サイトさんの情報なので…

「年収いいなっ!」これが私の最初の印象でした。笑

もともとWebマーケティング系の仕事で探していたので、そっち系の求人関連を依頼しています。やはり転職サイト・エージェントが見つけてくる求人は、普通に探していたら出会えないようなものばかりでした。一人じゃ「DMM GAMES」に辿り着いたかどうか。

条件等はかなりよかった印象です。福利厚生も充実していましたし、就業時間が11:00からって朝が苦手な私には嬉しいですね。フレックス制度は「IT系」には多いです。

キャリトレさんに登録している人だけが見れる情報等もあるので、あくまで一部の情報しか公開できないのが残念です。

20代向け転職エージェントの「マイナビジョブ20's」や大手「リクルートエージェント」などで求人があるので、サポートを受けたい人はこちらがおすすめです。

「DMM GAMES」が募集している求人職種は?

「DMM GAMES」さんの企業HPを見てみると、募集職種はたくさんありました。

ちょっと数が多いので、今回は「東京」「Webマーケ関連」に絞ります。

  • プロモーションプランナー
  • デジタルマーケティング
  • ディレクター
  • ゲーム運営ディレクター
  • ゲームプランナー
  • データアナリストプランナー

エンジニア系の職種の中には、「VRエンジニア」なんてのもありました。さすがゲーム会社ですね。VRなどはまだまだ開拓市場でしょうしね。

「DMM GAMES」の福利厚生や休日は?

福利厚生に関しては、大元の会社が大きいのでかなり充実していた印象です。

以下は、企業HPから転載しています。

【福利厚生】
各種社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)
介護休業制度
産休育休制度
退職金制度
親睦会補助金
資格取得支援
社員交流会
社内勉強会
カンファレンスへの参加費負担
健康増進活動(スポーツサークル登録)
DMM通信(社内報)

【休日・休暇】
年間休日123日
完全週休2日制(土・日)
祝日
夏季休暇
年末年始休暇
有給休暇(初年度10日)
慶弔休暇

完全週休2日ですし、福利厚生も充実しているようですね。

資格支援制度や社内勉強会などもあって、教育体制にも力を入れてくれているようです。ただ、住宅手当がないのは少し残念ですが、それは望み過ぎかもしれませんね。

「DMM GAMES」で実際に働いている人の評価や評判は?

一番気になるのが、「DMM GAMES」の評判や口コミです。

転職系口コミサイトの「カイシャの評判」や「転職会議」から、実際に社内で働く人の評判を見ていきます。

まずは「年収・給与」に関する口コミですが、待遇面をあまり評価している人はいません。

業界的に見てもあまり高くはないと思います。安定はしています。(ディレクター/男性)
年俸制のためボーナスなし。見込み残業込み。減給有。在宅手当なし。インセンティブなし。(エンジニア/男性)
新卒の年収は高い方だと思います。2年間固定で、3年目から査定になりますが、実績があれば大きく下がることもありません。ただ、中途の人は平均的に年収は低い方だと思われます。(ディレクター/女性)

休暇やライフワークバランスを見てみると、

有給休暇は比較的に取りやすく、同業界内では珍しくライフ・ワーク・バランスが取りやすい会社だと思われます。(クリエイティブ系/男性)
プランナー、ディレクター職は残業が多い。デザイン職は定時で帰る人がかなり多い印象。シフト変更時には柔軟に対応してもらえる。(ディレクター/男性)
部署にもよりますが、残業しない部署は繁忙期でもあまり残業がないイメージ。ただ、部署によっては月45時間以上などの残業が発生する可能性があり、深夜対応や休日対応も必要(Web系/女性)

やはりゲーム関連会社や運用面の部署の人は、残業が多いようですね。ただ、制作側の人たちの方が残業がなくライフワークバランスが取れているのは意外でした。

アダルト系コンテンツは常に需要があるし、ならないと思うので太く長く提供出来ることは有意義であると思います。ネット文化になれば様々な手段のメディアを提供出来るかと感じます。(クリエイティブ系/女性)

ただ、事業的には安定しており、独占分野でもあるので将来的にはよいのかな?

「DMM GAMES」の業績や株価は?

合同会社なので「株式」がなく、株価もありません。(業績は調査が完了したら公開します)

「DMM GAMES」の退職率?退職した理由は?

気になるのが「DMM GAMES」の退職率と退職した理由です。

「DMM GAMES」の退職率は正確な数値はありませんが、社員の口コミなどを見ていると3年以上勤務している人は非常に少なく、退職率は高めと思われます。

また、口コミや評判を見ると、上司によって働きやすさが全然異なるといった意見やゲーム事業の伸び悩みといった意見もあるのですが、退職理由についてはスキル面の成長と年収・待遇に対するネガティブな評判が多いようでした。

「DMM GAMES」は大きなプラットフォームを持っていることが強みであるため、経営難になるようなことはなく、安定した収益を出せる会社でしょう。

その反面でルーチンワークになるような事が多く、スキルアップを望む人は転職してしまうようです。

給与面では「DMM GAMES」は業績次第といったところもあり、売上などによって波があるようで、全体的には給与は低めです。査定も厳しいようで、業務内容との差を感じる人も少なくありません。

また、給与は年俸制であるため、賞与(ボーナス)がないことも大きな要因であることも推測されます。

転職エージェントに聞いた!採用される人物像は?

実際に転職エージェントに「DMM GAMES」では、どんな人物が採用されるのかを聞いてみました。

ゲームが好きなこと

やはりゲーム会社であるため、「ゲームが好き」「自分もゲームをやる」といった人が採用傾向にあるようでした。

それもそのはず、特に今回のようなマーケティングポジションともなれば、ゲーム好き・ゲームをする人の気持ちがわからなければマーケティングは難しくなります。

また、自社サービスに共感し、好きになれなければどの職種でも気持ちとの乖離が出てしまい、業務に影響も出そうですよね。

第二新卒や未経験が就職・転職するコツは?

第二新卒や未経験でも就職・転職するには、やはり根本に「ゲームが好き」があることが大事になってくるでしょう。

「DMM GAMES」のような事業展開企業では即戦力を求められますが、多少なりとも何かのスキルや知識を合わせ持っていれば、採用される可能性はあります。

ゲームが好きだからという理由だけではもちろん厳しいかもしれませんが、合わせて「ゲーム好き」をどう市場で活かせるかを考え、行動するとよいでしょう。

個人的評価|DMM GAMESは就職・転職先としてアリ?

会社的には新しいですが、オンラインゲームが主軸になっているのでスマホ市場の現代ではどうなのかな。私はオンラインゲームのWeb広告担当もしていたことがありますが、オンラインゲームは市場的には飽和状態で、伸び悩んでいると思っています。

待遇面においては、年俸制なので高額に見えますが、いろいろ込みだと考えるとなんとも言えない印象です。業務に対する給与水準が低いという意見も口コミや評判にもありました。

また、合同会社なので、初期費用やランニングコストが低いなどのメリットがあるらしいのですが、いわゆる「将来性」を見た場合に少し不安です。

ただし、「DMM GAMES」はデバイスに合わせて展開できるように「マルチデバイス対応」に転換したり、PC・スマホと連動させるなど時代のニーズには合わせているようです。

ゲーム会社は残業や労働環境が過酷なイメージしかないので、プライベートを重視する場合は辞めた方がいいかもしれないという考えを持つ人は多いですが、「DMM GAMES」においては裁量次第でライフワークバランスを保てている人は多いようでしたね。

Web広告やマーケティングとは相性もいいので、転職することを前提にスキルを身につけるにはアリかなと思います。いろいろなことができそうですし、eスポーツ分野も期待できます。

気になる方は、私が使ってよかったおすすめの転職サイト・エージェントから求人が出ていないか調べてみてください。

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