「新卒で入社した会社を1ヶ月で辞めた」「新卒が1ヶ月で退職しても転職できる?」と、早すぎる退職や今の職場に耐えられずに悩んではいませんか?
わずか数日で退職する新卒がいる中で、1ヶ月という期間で早期退職したことに落ち込んだり、転職を諦めることはありません。たった1ヶ月と後ろ向きにならずとも大丈夫。
なぜならば、新卒1ヶ月で退職しても絶対に転職できるからです。
私の友人でさえ新入で入った会社をたった1ヶ月で辞めましたが、前職よりはるかによい会社に転職しています。ただ、それなりに覚悟しておくことや準備しておかなければならないことがあります。
本記事では、新卒入社1ヶ月で転職するための準備や覚悟しておくことをお伝えしていきます。
入社1ヶ月で辞めた新卒の評価とは?
新卒が入社した会社を1ヶ月や1年未満で辞めるというのは今に始まったことではなく、実は意外にもたくさんいます。
実際、1年未満で退職・転職する新卒は昔から一定数いて、過去30年間その割合は変わっていない程です。
早期退職の理由は様々ですが、ブラック企業のような労働環境であったり、知人にはひどいパワハラ・セクハラを受けた人もいます。中には数日で退職した同期もいました。
つまり、新卒で辞めることは割と昔から普通に起こっていて、決してあなただけの問題ではないのです。
新卒1ヶ月で退職することの現実
ただ、過酷な労働環境やハラスメント要素ならまだしも、数ヶ月で辞めてしまう新卒の中には、少しでも嫌なことがあると辞めてしまうアルバイト感覚の人がいます。
学生気分が抜けきれず、社会の厳しさを身を持って体感したのでしょう。
たとえ1ヶ月だろうと半年だろうと、入社1年以内であれば同じ評価です。
世間一般では、そんな甘い考えの新卒たちには厳しいのが現実です。どこも雇ってくれない、どこにも転職できないと考えてしまうのも無理はありません。
しかし、自分ができなかったこと、反省すべきことはたくさんあるはずです。そしてそれは、いつか乗り越えなければならないことです。
社会に出て仕事をするということ、自分の甘さ、覚悟の足りなさ、それを絶対に忘れないでください。
新卒1ヶ月で退職してもやり直せる
自分の甘さや覚悟の足りなさを知った、だからこそやり直すことに意味があります。
一度転んでしまっても、そこから起き上がることでより強く、学んで賢くなれるはずです。そのことを若いうちに知れるということは、今後の人生を大きく変えます。
若いうちに、早くに失敗や人生を変える行動を起こした人は、何もせずに不満をいうだけの人たちより成長も早く、自分の人生に責任を持つことができます。
続けることも、早くに行動することも、どちらが正しいということはありません。
ただし、早くにリスクと戦った人は、5年、10年と経ったときに、人生を語れる中身のある人間になりやすいです。
まずは、1ヶ月の間続けられたことを自分で褒めましょう。
そして1ヶ月未満で辞めることは確かに早いですが、決してそれが間違いではないということを知ることは、今後の人生の糧になるはずです。
入社1ヶ月で辞めた新卒が転職を成功させるには?
まずはじめに、新卒1ヶ月で退職・転職する場合、スキルや経験は言うまでもなくありませんし、社会人としての基礎も疑われる可能性が高いです。
しかし、転職活動では世間的評価やあらゆる障害に立ち向かっていかなければなりません。
そのための注意点や最適な方法などをお伝えしていきますが、まず「それくらいは覚悟しておくべき」です。
空白期間はなるべく作らない
1ヶ月で辞めた、もしくは早期転職を考えている場合は、早めに行動しなければどんどん不利になります。
というのも、すぐには転職先が決まらなかったり、だらだらと過ごして時間が経つと、その分「空白期間」ができてしまうためです。
空白期間とは、会社を退職してから次に就職できるまでの間に空く、「空白」の期間のことを言います。
空白期間が長ければ長いほど、採用担当は不信感を抱き、書類審査で落ちる可能性が上がります。
また、空白期間の怖いところは、アルバイトをしながら転職活動を続けていても、その生活に慣れてしまい、抜け出せなくなる人が少なくありません。
なので、できるだけ空白期間を作らずに、転職活動をどんどん進めていくことが大切です。
将来的に考えると正社員を目指す方がいいですし、何よりアルバイトは(職務経歴書には書けますが)履歴書には書くことはできませんからね。
空白期間で不利になる目安は「半年」
「空白期間はいつまで大丈夫?」という問いに対しては、目安は「半年」です。
通常、転職活動というのは3〜4ヶ月くらいが平均です。
もちろん、人によっては1ヶ月もかからず終わる人もいますが、企業としては3ヶ月前後で見ているため、半年を超えると「今まで何をしていたの?」「働く意欲がない」と思われてしまいます。
転職エージェントには必ず相談する
初めての転職となる第二新卒は、空白期間が長引く状態に陥る可能性が高く、一人でなかなか就職・転職ができずに道がどんどん狭くなっていきます。
こういった状態に陥らずにうまくいっている人というのは、転職エージェントなどを上手く活用し、自己分析や企業研究をしっかりできている人が多いです。
新卒1ヶ月で退職したことを悩みながら転職活動するよりは、転職エージェントを利用していった方が確実に早く就職・転職先が決まります。
1ヶ月で退職しても職歴は隠さない
新卒入社1ヶ月で退職した場合、職歴を隠して「既卒」として新卒採用を狙うか、1ヶ月でも職歴を残して「第二新卒」として転職活動をするかの選択肢があります。
たとえ1ヶ月でも職歴があった方が、採用する側からすれば育てやすいので「既卒」より「第二新卒」の方が採用されやすい傾向にあるでしょう。
また、既卒としての就職活動であれば、早期退職の理由や転職理由などは聞かれないため面接では立ち回りやすいですが、前職分の所得税を自分で納税しなければなりません。
しかし、隠さないで職歴として残せば、次の会社に就職した場合は会社側で「源泉徴収」として納税してくれます。
こういった面倒なことを避ける意味でも、1ヶ月でも職歴として残した方がよいでしょう。
1ヶ月で辞めた新卒の転職では異業種が狙い目
早期退職をした人の中には、違う業界へ転職したい、やりたいことや目標が明確でその道に挑戦したいという人もいるでしょう。
実は、新卒1ヶ月で退職しても、異業種への転職がしやすいというメリットがあります。
異業種などの未経験業界に入る場合は、他の経験を積んで入ってくる人よりも、早くに飛び込んだ方が年齢的にも有利になりやすいです。
世間一般では新卒や20代前半の若い世代が人手不足となっている企業が多く、未経験であっても一からスタートすることで、会社側はその会社の風土や経験で染まってくれることに期待します。
そのため、第二新卒や早期退職した若者を受け入れることが多いのです。
異業種への転職は「未経験だから」と不安になるかもしれませんが、未経験であっても「新卒」だからこそ転職しやすいのが現実です。
わずか1ヶ月で退職しても、経験が浅い新卒は逆にチャンスですよ。
1ヶ月で辞めた新卒が転職エージェントを使うべき2つの理由
新卒入社後、わずか1ヶ月で辞めてしまった場合は「転職エージェント」は利用すべきかどうか迷ってしまいますね。
結論としては、1ヶ月で退職した新卒でも転職エージェントは使うべき理由が2つあります。
効率よく、早く転職できる
1つは、転職サイトやハローワークで一人で就職活動をしてもよいですが、転職エージェントの方が格段によい求人と出会えますし、再就職も格段に早いからです。
転職エージェントではヒアリング内容をもとに、自分に合った求人をピックアップし、応募から書類選考の準備、面接対策などを全て行ってくれます。
また、企業側とのスケジュール調整も代行してくれるため、「次は何する?」「ここの面接はいつだっけ」といった管理に困ることもありません。
いわばマルチタスクの進行管理を行ってくれるので、手間も時間もかからず、できるだけ空白期間を作らない効率のよい就職活動ができるからですね。
同じ過ちを繰り返さないため
2つ目は、同じ過ちを繰り返さず、あなたにとって最適な転職をするためです。
そもそもあなたが新卒1ヶ月で辞めた理由はなんでしょうか。
確かに学生のときは会社選びの基準も違いますし、入ってみないとわからないことも多かったでしょう。
しかし、一人で就職活動をした結果1ヶ月で退職を選ぶことになったのですから、同じ過ちを繰り返さないためにも、次こそはきちんとプロや詳しい人の力を借りるべきなのです。
また、たとえ新卒枠で応募するにしても時期がずれているため「既卒」扱いになります。
面接などで「どうしてこの時期に就職なのか」という理由を考えるうえでも、プロに相談する方が確実にうまく答えられるでしょう。
1ヶ月で辞めた新卒におすすめの転職エージェント
職歴なしでも安心『ハタラクティブ』
早期退職者やフリーター・ニートになった20代は多いですが、その人たちを対象に内定を出し続けている転職エージェントが「ハタラクティブ 」です。
ハタラクティブは第二新卒や20代の若者を中心に、既卒・フリーターからの正社員を目指す転職支援サービスを行っています。
正社員の内定率は80%を超えており、業界でも「丁寧で親切」「失敗しない企業の求人」を扱っています。
ハタラクティブで扱っている求人は、一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)、名古屋、大阪、福岡と全国区となっており、第二新卒受け入れ姿勢の企業に絞られています。
そのため、早期退職をした新卒でも転職がしやすく、はじめての転職で不安な人も自己分析や面接対策までサポートしてくれるので安心です。
「転職ノウハウ」を学ぶだけでも利用してみる価値はありますね。サービスは全て無料ですからね。
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ちなみに冒頭で話した「新卒1ヶ月で転職した私の友人」は、ハタラクティブで内定をもらっていました。自分一人で進めるのは苦手だったみたいで、サポートしながら一緒に進めてもらえるから安心だと言っていました。
彼の性格上、一人で転職活動をしていたら面接すら危うかったと思います。
大手の第二新卒特化版『マイナビジョブ20's』
大手でないと不安という第二新卒には、「マイナビジョブ20's 」がおすすめ。ハタラクティブは地域に制限がありますが、マイナビジョブ20'sは全国対応です。
マイナビジョブ20'sは、大手マイナビが運営する第二新卒・20代専門の特化型転職エージェントです。
就活のときにもマイナビを利用していた人も多いのではないでしょうか。
新卒1ヶ月や半年で辞めた早期退職者を含め、第二新卒や20代を対象として、20代の転職市場を熟知したキャリアアドバイザーが『はじめての転職』をフルサポートしてくれます。
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JAIC(ジェイック)自体が厚生労働省より「優良職業案内所」の認定を受けていて、ブラック業界・企業を省き、定着率のよい会社だけに厳選しています。
未経験採用も積極的に行っている企業ばかりなので、新卒1ヶ月でも臆することなく挑戦できると言えるでしょう。
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辞めるか続けるかは自分次第|1ヶ月でも進む人は進む
新卒1ヶ月で転職するということは、リスクもメリットもある、あくまで選択肢の一つです。
転職をするか迷っている人は、状況や動機によっては今の職場を続けた方がいい場合もあります。将来の目指すものや転職したい業界が今と少しでも関連があるのなら、転職は踏みとどまった方が良いでしょう。
反対に、たとえ1ヶ月でも辞めたことで良い意味で人生を変えた人はたくさんいます。
私自身、目指すべきものがあったからこそ、新卒1年目で転職しました。あのまま転職をせずに前職を続けていたら、今の人生はありませんでしたし、早く行動したからこそ得られるものがありました。
新卒を捨ててまで転職をしたことで、リスクを先にとったからこそ叶えられる未来もあると知りました。
決めるのは自分ですし、起きてもいない不安に悩むのは間違っています。
人生の時間は限られているので、どこに時間をかけるかをよく考えるべきなのです。
一人で悩んでいるだけでは何も解決しません。転職するべきなのか決められないのなら、転職エージェントに相談してみるのも1つの方法です。
とにかく「前に進む」ことが、今ある現実を変えてくれるでしょう。