新卒で退職したニートは脱却すべき?今から考えるべき2つのこと

新卒で入った会社を早期退職してしまったり、第二新卒として転職活動を続けるもニートのような生活を送っている人はたくさんいます。

ただやる気も起きず、なかなか就職先も決まらない。いつまでニートを続けていてもいいのか心配になりますよね。

結論から言えば、新卒から3年以内の「第二新卒」であれば、再就職しやすいのでニート期間はどうにでもなります。まずは心と身体を休めましょう。

ただし、新卒に限らず「空白期間」が長くなると一気に再就職が難しくなるので、若さを活かせる今のうちにプロの力を借りて最短で再就職することをおすすめします。

本記事では、そんな新卒ニートを抜けたいあなたに、ニートで居続けるリスクと期間、失敗しない再就職の方法など、ニートから脱却する方法をお伝えしていきます。

目次

新卒で退職したニートが考えるべき2つのこと

一見自由で気楽に見えるニート生活には、本人しか感じられないような不安とストレスがあるものですよね。

私も新卒1年目で退職してから半年間ニート生活していて、不安や焦りを常に感じていた時もありましたが、第二新卒として無事に再就職することができました。

新卒で早期退職してキャリアもない自分に焦る気持ちはわかりますが、まずはしっかりと土台を固めることが大切です。

まずは私の経緯や経験を踏まえて、新卒ニートが再就職するまでに大事なことを解説します。

新卒で早期退職した人はまずは心と身体を整えよう

新卒ですぐに退職してしまったあなたは、きっと何か理由があったはずです。

それは「働きすぎによる疲れ」なのか、「いじめやパワハラなどの精神的ストレス」なのかはわかりませんが、まずはしっかりと心と身体を休めることに専念しましょう。

というのも、体調が万全で気持ちが前向きでないと再就職は難しいからです。

焦る気持ちはわかりますが、新卒1年目で退職しても、第二新卒として再就職しやすい年齢であり、実際いくらでも仕事はあります。あなたはまだ視野が狭いだけなのです。

なので、まずはしっかり休みながら「何が嫌だったのか」「どんなことがやりたいのか」について、自分を見つめ直すことに集中してください。

やりたいことの見つけ方」は、自分ときちんと向き合うことから始まります。

これが新卒ニートから再就職するための最初のステップになります。

ニートは脱却するべき?一生付きまとう不安と心配

もちろん、ニートはいつまでも続けられるものではないので、ニートでいることでいろいろな不安や心配がついて周ります。

主に「お金」と「社会性」など、人によっては「結婚への不安」もあるでしょう。

新卒で退職したニートであれば、決まった収入源がないので貯金がどんどん減っていくし、このまま20代が終われば人生は絶望的になりねません。

ブログやSNSでは30歳でも就職するのは可能だという人もいますが、30歳で社会人経験がないのはかなり厳しいです。

後半でも書いていますが、ニートとしての空白期間が長くなればなるほど、将来への不安、周りの友人や知人との劣等感はたまったもんじゃありませんよ。

周りはやれ大手企業だ、メガバンク、公務員、医者だ弁護士だと言うのに対して、ニートの自分はうだつの上がらない生活で、同窓会や気軽に飲みにも行きづらくなります。

彼女がいる人は結婚を考えている人もいるでしょう。男性であれば彼女を養ってあげなければならないし、結婚式や旅行もできません。そもそも相手の親になんて言いますか?

女性であれば養ってくれる人を探す方法もありますが、ニートは外で出会う場所も機会も働いている人よりずっと少ないので、そのまま適齢期を逃してあっという間に30代なんてザラなのです。

なので、ニートから脱却する期限の目安をきちんと設けておきましょう。

ニート(空白)期間はいつまで大丈夫?

新卒で早期退職をしてしまった場合や、転職活動が長くなったときに心配になるのがその「期間」です。

再就職・転職活動を行っているためニートではありませんが、履歴書では何も書くことができない場合は「空白期間」になります。

基本的に2〜3ヶ月ほどであれば、転職期間として普通なので面接であまり突っ込まれることはありません。

しかし、この転職活動(空白)期間が半年を過ぎると、企業側は不信感を抱きます。

これが1年以上になると働く意欲がないと見なされ、(理由にもよりますが)転職が少し難しくなります。

空白期間があまり問題視されないのは2〜3ヶ月まで、多少警戒するのは6ヶ月(半年)、理由によりますが1年以上の空白期間は再就職の成功率がグッと下がることを覚悟しておきましょう。

とはいえ、空白期間が長くなってしまった人でも就職はできます。よほど就職先にこだわってわがままを言わない限り、就職できないということはまずありません。

新卒ニートから正社員に再就職するメリット

ニートを脱却する際に考えるのは雇用形態かもしれませんが、新卒で早期退職をしたのなら「正社員」で再就職することを考えましょう。

一度はしっかりキャリアを作っておくことで、後々のリスクを回避できるからです。

もちろん一度は退職してしまっても、ニートから正社員になることで無職ニートでの生活と引き換えに得られるメリットは多いです。

  • 休んでも固定で入る給料
  • 社会的信用と安心感
  • 保険や国民年金を会社が半分負担
  • 様々な書類で仕事欄に困らない
  • 彼女、彼氏と結婚に向けて準備ができる

他にもクレジットカードが作れたり、派遣社員との優劣がつくなどメリットはたくさんあります。

ニートだからといつまでもダラダラと過ごしていたら、なれるものもなれなくなってしまいますよ。最後はニートで30、40代を迎えて人生ドボンです。

しかし、諦めずに就職・転職活動を行っていれば、必ず正社員としての道も開けます。もちろん、行動を起こさなければニートのままです。

新卒ニートから失敗しない再就職の秘訣!

新卒で退職してニートになった人は、社会人経験も少ないことから「自分がどうなりたいのか」「まず何をしたらいいのか」といったことが分からず、就職できないことが多いです。

例えば、失敗例としては以下のようなケースです。

  • 自分の適性や能力がわからないため、職選びを間違えてしまう
  • 就職・転職の進め方や方法がわからない
  • 一人で企業とやりとりするのは怖いため前に進めない

これらは新卒やニートの就職・転職活動では起こりがち。

社会人経験がない無職の状態から、一人で就職・転職することは想像以上に大変です。

空白期間が長い場合やニートからの再就職は、自分一人で悩みながら進めるのではなく、プロに再就職・転職のサポートをしてもらうことです。

まずはプロに相談する

社会人未経験の新卒や、早期退職したニートの方は、まずは自分を知ることが大切です。

とはいえ、一人で悩み考え込んでも見つからない場合がほとんどで、軸が決まらず、ダラダラとニートを続けてしまう人も多いでしょう。

しかし、転職サポートのプロである「転職エージェント」なら、アドバイザーが個別にカウンセリングをして、あなたの希望や適性などをもとに、あなたに合った求人を紹介してくれます。

失敗する例や成功するポイントなどを的確にアドバイスしてくれるのはもちろん、履歴書の書き方や面接対策もしっかりしてくれます。

なにより、ニートだったからこその対策を客観的にも立てることができますよ。(コレめちゃくちゃ大事です)

ニートからの再就職を成功させる秘訣とは?

フリーターやニートからの転職を成功させる秘訣は、客観的視点です。

再就職がうまくいっていない人の特徴は、同じ方法・面接を繰り返していて、何がダメでどこでつまずくのかをきちんと理解していないことが多いです。

アルバイトの選考などは特に誰かに頼ってするものではないので、自分一人で進めることがほとんどですよね。

しかし、正社員として就職するとなると全然違います。再就職活動がうまくいかない人は、その感覚のままで進めている場合が多いです。

特にニートをしていると社会と関わることが少ないため、自分が社会人としてどう見られるかという客観的視点がなく、自分本位で進めてしまいがち。

自分がどういった人間で、どういった仕事に熱意を持って取り組めるのか、どういった職場で役に立てるのかをしっかり理解しておかなければなりません。

そこには、自分が気づいていない客観的要素があり、それを知ることで自分が戦える場で、きちんとした戦略を立てることができるのです。

自分一人でがむしゃらに進めるのではなく、まずは友人や恩師、エージェントに相談しましょう。

ニートやフリーター向けのおすすめ転職エージェント!

転職エージェントってたくさんあって迷いますよね。社会人未経験のないニートや、第二新卒でもきちんと対応してくれるか不安にもなります。

しかし、はっきり言って、ニートには一般の転職エージェント(リクルートやdodaなど)はハードルが高いです。

ニートやフリーターを門前払する転職エージェントもあるくらいですから。

だからこそ、ニートや空白期間が長くなってしまった人、キャリアに自身がない人におすすめの「就職支援エージェント」を利用するべきなのです。

未経験から正社員へ!【ハタラクティブ】

ニートやフリーターであることが心配なら、ニート・フリーターから正社員を目指す「ハタラクティブ」という就職エージェントがおすすめです。

就職成功率は80%を越え、自分に合った最適な企業を見つけてくれますし、企業の選び方から書類の書き方・面接対策までしっかりサポートしてくれます。

利用者はすでに15万人以上になり、「早期退職の経歴が心配」「今度はちゃんと就職したい」といった悩みを、プロの就活アドバイザーが寄り添って相談に乗ってくれます。

ハタラクティブの特徴は、学歴や職歴ではなく「やる気」や「人柄」で採用する企業の求人を扱っているため、ニートやフリーターなどキャリアに自信がなくても大丈夫です。

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優良企業だけ扱う【JAIC(ジェイック)】

JAIC(ジェイック)公式

JAIC(ジェイック)」は厚生労働省より「職業紹介優良事業者」として認定された就職・転職エージェントです。もともと企業や営業マンに研修事業を行っていた会社で、就活講座や面接会などのサポートが充実しています。

未経験からの正社員への就職成功率は81.1%、就職後の定着率は91.5%を越え、就職後の不安なことやわからないこともフルサポートしてくれます。

ビジネスマナーや履歴書などの書き方、自己PR、面接対策などもしっかり学ぶことができるので、ニート歴が長くても安心できます。

ブラック企業を排除して、未経験者でもじっくり育てていこうという優良企業だけを扱い、企業担当者が内部事情までしっかり教えてくれるので、再就職が不安な人におすすめのエージェントです。

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書類選考なし!【就職shop】

店舗が遠い、少し雰囲気が合わないという方は「就職Shop」がおすすめです。

ハタラクティブ同様に、ニート・フリーターや就業未経験者を対象に就職サポートをしており、はじめての転職や就職に関する悩み相談などもマンツーマンで行っています。

書類選考なしで面接に進めるため、職歴などの経歴に自信がないニートの方には就職しやすいのが特徴です。

保有する求人は、100%訪問取材した企業の求人だけを扱っており、ハローワークや一般転職サイトには出ていない8,000社以上の非公開求人を揃えています。

経営者の考え方から、職場の雰囲気、待遇などをすべて網羅しているため、安心して働ける企業に就職することができます。働くことから遠ざかったニートの方には優しい待遇ですね。

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再就職や転職活動中はニートなの?

私も会社を入社1年で退職してから、第二新卒として転職活動しながら半年間ニートのような生活をしていました。

転職活動中は、「このまま転職できなかったら」「いつまでニートってしていて大丈夫なのかな」などいろいろと不安もありました。

結論から言うと、再就職・転職活動中の働く意欲がある人は「ニート」ではありません。

「ニート」とは、就職活動や職業訓練も受けず、働く意欲がない人を言います。

転職期間中や就職活動中はニートとも似た状況になるため不安になりますが、それは決して「ニート」とは呼びません。逆に、本物のニートに失礼でしょう。

確かに、新卒で退職してしまって転職先がなかなか決まらないときはありますし、不安になりますが、「再就職しよう」と行動しているあなたは立派です。

しかし、「働く意欲」をなくしたら「ニート」は確定です。

新卒ニートの再就職・転職がうまくいかない理由は?

そもそも就職先がなかなか決まらないという人は、そのやり方に問題があるのかもしれません。

もう一度自分の転職活動を振り返って、どこでつまずくのか、何が原因なのかを一つずつ確認しておきましょう。

どこでつまずくのか

  • 書類選考
  • 面接
  • 企業選び

何が原因なのか

  • 履歴書、職務経歴書は正しい書き方ができているか
  • 面接時の服装や姿勢に問題はないか
  • 面接の受け答え、内容は筋が通っているか
  • 企業選びは高望みしていないか
  • 自分に合った企業選びができているか

新卒での転職がなかなかうまくいかないのは当然です。それだけのリスクと難しさがあります。

ですが、しっかりと自分を見つめ直し、どうしたら良いのかをしっかり考えてみましょう。

行き詰まっている人は、焦らずに時間をゆっくり取って、自分を知ることに時間をかけてみてください。

>> 今から始める再就職・転職活動!失敗しないための準備マニュアル

まとめ|ニートでも第二新卒・20代なら再就職は余裕

例え、あなたが現在ニートだとしても、第二新卒もしくは20代であれば充分間に合います。

転職活動がうまくいってなかったり、ニート生活を満喫していても、「働く意欲」を失くさなければなんとでもなります。20代の若さというのは、何にも変えがたい武器です。

転職活動がうまくいかないのは、自分一人でのやり方に問題があるかもしれません。

プロの力を借りて、就職しやすい企業を見つけてもらえる、ニート・20代新卒向けの就職・転職エージェントを利用しましょう。

余談:ニートからの再就職に資格は必要?

ニートの人や転職活動中に「資格」を取った方がいいのかと聞かれることがよくありますが、これが役に立つかはケースバイケースです。

就職・転職先で必要、もしくは関連付いた資格であれば、その努力や入社したい意欲を見てもらえます。しかし、ただ闇雲に何か資格を取ろうとすることには意味がありません。

第二新卒の転職で企業側や面接官が見るポイントは、「やる気・働く意欲」はもちろんですが、会社での「定着性」です。

資格を取ったとしてもまた退職されては意味がない。資格を取ったからどうではなく、それを取った上での働く姿や、その先の未来をイメージさせなくてはなりません。

資格に関連付けて将来の目標や、転職先でどうなっていきたいかをしっかり伝えることが大切です。

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