体験談

3ヶ月が勝負!目標設定とスケジュール感が大切だと学んだ新卒の転職体験談

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「会社に入ったなら、最低でも3年は働かなきゃ」

新卒で入った会社を辞めようと思っていることを誰かに相談したとき、こんな話をされた人もいるのではないでしょうか。この『まずは3年』という言葉は、『第二新卒』という概念が生まれる前から存在する、いわば【呪い】のようなものです。

社会人としてヒヨっ子の状態で、「転職市場に放り出されたところで何も身に付いていないから」という意図の人もいれば、中には「ここ以外、何処に行っても同じ」「経験も無いのに、他所で役に立つわけがない」そんな心無い言葉と一緒に吐き付けてくる人に出会った人もいるかもしれません。

無計画に、何となくやめたいから上司や親、同期に相談してしまうと、会社側や周りの人たちはあなたを引き止めようとするでしょう。そのとき大切なのは『辞め方』と『スケジュール』です。

新卒で転職するには計画とスケジュール感が大切だと学んだ、20代女性の転職体験談です。

 

物流企業の総合職からIT企業の事務職へ

入社1年目で感じた「辞めたい」という気持ち

新学生時代、苦労して手に入れた内定でした。

でも、実際に入ってから気付いた「この会社を辞めたい!」という現実。私が気付いたのは、入社してまだ1年目の頃でした。

その当時、私は家に帰ってから趣味にあてる時間が欲しかったこともあり、仕事が終わると走って帰る日々を送っていました。月40時間の残業でも、自分の時間を大切にしたい!という思いや、女性としての今後のライフプランを考えて、仕事だけの生活にしたくない、という考えを常に持っていました。

この仕事を離れたい、辞めたいと思ったのは、残業が月70時間を超えた頃。本当ならもっと早く思っても良かったのですが、「新卒で折角入ったのだから」という思いが、毎日の残業を許していました。

転職を強く決意した私の失敗

管理職から仕事を棚卸しされることや、入って日も浅い社員にシステムの中枢部を担う仕事を任せられてしまったりと、パワハラやモラハラ、セクハラなどが横行したりしていたこともあり、とにかく辞めたい気持ちで私は上司に直談判しました。

これが、後に転職を強く決意できた私の失敗でした。

結果、慰留を受けて、自宅からほど近い場所へ異動。嫌な上司やムチャな仕事はなくなり快適でしたが、一度の疑問はずっと残るものです。

最終的に、申請した有給休暇を認めないと異動先の上司に言われたことがきっかけで、「絶対に次こそはすっぱりと辞めてやる!」と強い意志を抱くようになりました。

仕事が終わると、必ず転職サイトで求人を探し、時間を見ては転職エージェントに登録、面談の時間が取れないので、まずはメールですり合わせをしました。

期間で言うと、一ヶ月ほどだったと思います。

辞める準備と転職までのスケジュール

辞める時期は転職資金が手に入る賞与の直後。目標を定め、着々と準備をしました。

一回目の失敗から、どんな理由でも慰留されてしまわないよう、自分の業務マニュアルをこっそり全てデスクトップに置き、私物は少しずつ全て持ち帰りました。この時、いつ辞めるか?という目標を定めたことが、その先のスケジュール感にも良い意味で大きく響きました。

私は転職するとき、「自分は社会人として未熟なのだ」という思いをポジティブな意味で持つようにしていました。

自分はそもそも仕事で何をしたいのか?自分が出来そうなことは、世の中に一体どんなことがあるのか?食わず嫌いをせず、使えるサービスはとことん使う。そんな思いで、ハローワークから転職サイト、転職エージェントを使い、受けられるだけの無料相談サービスを使い倒しました。

その中で、「その年齢で、その経験では、あまりにも経験が少なすぎる」と実際の面接で言われたこともありました。ですが、未熟だからこその伸びしろがある、きっとお互いに良い条件の求人があるはずだという考えで、短期間に集中して探すことを諦めませんでした。

 

結果、3ヶ月で内定。現在は趣味の時間を充分にとれるホワイト企業に勤めています。

そこで、今後転職を考えている人には大切にしてほしい考えがあります。

それは、「本当に転職したいのなら、その情熱を持ちながら、冷静に目標を定め、クリアしていくことができるか?」ということ。

最初の慰留を受けた失敗の時、私は冷静になれませんでした。なんの準備もなく、気持ちだけで突発的に動いてしまったからです。しかし、その後は冷静にスケジュールと相談しながら結果を勝ち取ることができました。

今転職を考えている人は自分と再び向かい合い、問いかけて頂きたいです。

「本当に転職したいなら、冷静に状況を判断し、目標を持って動けているか」と。

 

大切なのは「辞め方」と「スケジュール」

転職活動の具体的なスケジュール感は、収入の面を考慮して在職中の転職活動がベストと言えます。しかし、必ずしもそれができる環境にいる人ばかりとは言えません。

私も、在職中は本格的に転職活動をすることができませんでした。在職中は転職先のイメージを膨らませること、転職エージェントに登録したり、転職サイトを空き時間に見ておくと、退職後に転職活動をする人はかなり動きやすくなります。

私は10社ほどエージェントを利用しましたが、どの転職エージェントも『最初の3ヶ月が勝負』だと話をしていました。なぜなら、「転職へのモチベーションを最も高く保てるのがこの『3ヶ月』ラインだから」とのこと。

転職活動は焦って早すぎるスケジュールで組んでも、良い会社に巡り会うタイミングも違いますし、日程調整や今の会社を辞めるまでの調整が難しいです。転職活動進める際には、この『3ヶ月間』を意識したスケジュールで進められるようにしましょう。

新卒であろうとなかろうと、会社側はあなたを慰留(引き止め)しようとするでしょう。

その理由は、人手が足りなくなることはもちろんですが、教育のためのコストを回収できていないからです。会社は人を雇う場合、多くの時間とコストがかかります。それは人を取る過程であったり、取った後の育てるための研修や費用など。

しかしこれは、『合わない会社ではあったけれど、教育のコストを自分の挑戦したい転職先の代わりに負担してくれた』と考えることもできます。

つまり、社会人としての基礎やマナーの教育を代わりにしてくれたおかげで、自分が本当に行きたい会社や転職先でその教育を省いて早く仕事に馴染むことができるということです。

辞めるタイミングを見計らうのに、就業規則を見て愕然としたという人もいるかもしれません。あと1ヶ月、下手したら、引き継ぎが完全に終わってからでなければ退職出来ない、といった内容が書かれていたら、目の前が真っ暗になりますよね。

でも、安心して下さい。民法が、そんなあなたの味方をしてくれます。
※ここではあくまで、『期間の定めのない契約』を前提とした話です

民法627条1項、

いつでも(雇用契約の)解約の申し入れをすることができ【中略】雇用は、解約申し入れの日から2週間を経過することによって終了する

民法>就業規則の適用となるため、就業規則に1ヶ月と書いてあっても、2週間前に言えば辞めることができるのです。
私は、就業規則では1ヶ月と定められていましたが、これを使って2週間で辞めました。新卒で幹部候補生として入っていたこともあり、慰留や退職届を受け取って貰えないリスクもあったので、届けを出す時にはスマホのアプリで録音をしていました。

「会社に伝えたら、何をされるか分からない。受け取ってもらえないかもしれない」そんな心配がある人は、内容証明郵便で退職届を出すという方法があります。

いずれにせよ、どんな慰留をされたとしても、第二新卒としての価値があるあなたが現職を辞めることを遮るのは、この『2週間』だけなのです。

勿論、有給休暇を2週間分を使っても、この2週間に換算されます。

 







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