第二新卒として、入社した会社を3年以内に転職した新卒の体験談をご紹介しています。
今回は、新卒で入った会社をわずか1ヶ月で辞め、広告代理店から丸の内OLに転職した女性の体験談です。
転職にいたった当時の悩みやきっかけ、どのように転職を成功させたのかを体験談を通してご紹介していきます。
入社わずか1ヶ月で転職した女性の体験談
就職活動も終わって、大学生活を謳歌した学生達が社会という新しい舞台へ飛び込んでいく4月。新しい職場に入りドキドキしながらスーツに手を通したものです。
しかし、入社してみると思っていた会社と違う、仕事が大変など転職を考える方もいることでしょう。
私は今年の4月に大手広告代理店へ就職し、激務のあまりに退職しました。その後丸の内OLへの転職を行い、仕事もプラーベートも大変充実しています。
新卒でも転職できるのか?当時の私も同じように考えていました。
新卒入社した当時の女性ならではの悩み
私はデザインやプロデュース・企画の仕事に興味があり、就活の際も大手広告代理店の総合職ばかりを受けていました。
やっと内定をいただいた会社では、デザインの仕事ができるなら激務でも構わないと当時は豪語して入りましたが、実際に任された仕事は地方支店での携帯販売員でした。
しかも、毎日帰りは終電で肌はボロボロ。思っていた仕事・取り巻く人々が全くことなっており、新卒入社の研修中には転職エージェントに登録していました。
https://firstyear-tensyoku.com/merit
仕事をしつつも女性らしくいられる仕事をしたいと、大手企業の事務職に転職をしようと決めました。
そして、本来したかったデザインなどの仕事は、土日・退社後に副業としてすることにしました。具体的には土日に友人の伝を使って、名刺のデザインやライターの業務をPCを使って行っていました。
しかし、当時は第二新卒としての就活が上手くいくものなのか不安でいっぱいでした。
誰に相談することもなく、転職サイトをめぐる毎日。そんなとき、他人と比べないためにSNSを一切遮断し、PCのスキルの知識をつけながら孤独な転職活動をはじめました。
でも、そもそも新卒で転職ってできるの?
当時の私も疑問でした。
しかし、転職をした今だからこそ、「できる」と答えることができます。しかも第二新卒、中途採用のどちらの方法でも転職をすることができるメリットがありました。
ただ、ひとつ注意しておきたいのが、両者はそれぞれ試験内容が異なるケースが多いということです。
第二新卒の場合は、SPIの試験や面接で内定を出すという新卒採用と似ているケースが多く、転職の場合は場合によってはスキルを問われる・前の会社の退職理由を聞かれるケースが多いです。
https://firstyear-tensyoku.com/tensyoku-method/dainisinsotu-spi
また、第二新卒を募集している会社は中小企業やベンチャー企業が多く、中途採用の場合は大手企業も求人を出しています。
私の場合、大手広告代理店の総合職を早期退職し、PCスキルも皆無だったので、会社を退職するまでの間に「エクセル・ワード・アクセス」の資格を取得してから中途採用で事務職の転職に挑みました。
以前の会社を1ヶ月で辞めてから、その一ヶ月後には新しい職場で働きはじめました。
以前の会社を辞める前から転職活動を開始していたので、第一志望の1社のみを受け、最短で内定をいただくことができました。これには正直、自分でも驚きました。
第二新卒の転職で気をつけたいこと
まずは、今の会社を辞めるタイミングです。
現職を辞める場合、第二新卒で新卒採用を受けるのか、中途採用で受けるのか決めてから辞める時期を考えましょう。
中途採用で受ける場合は、前の職場で「どんな仕事ができるようになったのか」を聞かれるので、事細かに説明できるほどの経験やスキルを取得してから辞めるのが吉です。
第二新卒の転職期間
正社員になる可能性がある派遣の「紹介予定派遣」を利用すれば最短1ヶ月ですが、第二新卒・中途採用で受ける場合は半年~1年を覚悟しておいた方がいいかもしれません。
もちろん、契約社員や派遣社員などでスキルを身につけるのもいい方法だとはおもいますが、新卒での非正規雇用の場合、即戦力を求められるため正社員より難易度が上がる可能性もあります。
https://firstyear-tensyoku.com/haken
新卒での転職にはスキルが大事
大学時代に起業をしていました、なんてことを言う学生は多く存在します。ましてや、新卒ですぐ仕事を辞めた人間がそんな学生に敵うとは言えません。
ここで彼らに差をつける為には、「社会人経験がある」ということをアピールすることです。
まずは仕事を辞めるまでの間、出来るだけできる仕事を増やしましょう。次の受ける職種が決まっているのなら、そこで役立ちそうな技術を沢山取得してから退職した方が採用されやすくなります。そして、「すぐに仕事が出来そうな新人」という印象を面接で持ってもらうことが大切です。
在職中や転職活動中に、資格を取得したり、独学やスクールで何かを勉強しておくのもいいですよ。
入社1ヶ月で転職したその後(よかったこと、後悔していることなど)
私の場合、転職後のライフスタイルは180度変わりました。
職場の雰囲気が違うだけで、毎日心に「ゆとり」と「やる気」を見出してくれます。ストレスがなくなったせいか肌の調子も良くなり、毎日が楽しいです。新卒で前職の期間も短かったため、給料も下がることはなく、むしろ良くなりました。
後悔していることは、今のところまだないです。たぶん。笑
あなたが今どんな理由で会社を転職したいと思っているかは、自分が一番分かっていると思います。会社を辞めることは恥ずかしいことではありませんし、自分の理想とする場所へ行く新しい決断だと考えることが大切ですよ。
第二新卒の転職の需要
はっきり言って、新卒転職者に新卒ほどの需要はありません。新卒時代に受けていた会社と同じレベルでの内定はほぼ不可能だと考えていいでしょう。
しかし、私が大手企業から大手企業に転職出来たのには理由があると感じています。
- 事務員に必要なパソコンスキルを取得した
- 前の会社の退職理由を激務の為と素直に答えた
- 誰よりも元気に働きますのでお願いしますというフレッシュさを出した
この3つだと思います。
面接官も人間です。会社を辞める時には必ずあなた自身の理由と決断があるのだと思います。
それをきちんと話す、認めてもらうことであなたを受け入れてくれる面接官がいる会社は、きっとあなたにとっていい会社との出会いだと思います。
新卒入社1ヶ月でOLへ転職した女性の体験談まとめ!
以上が、わずか1ヶ月で早期退職し、見事に女性らしいライフスタイルと働き方を手に入れた第二新卒の転職体験談です。
体験談の提供、ありがとうございました。
転職を決めてから誰にも頼らず、お一人で転職活動をすることは本当に不安だったと思います。それでも女性らしくいられる仕事を求めて、勇気ある決断をした素晴らしい体験談でした。
就職してから「聞いていた仕事と違う」ということは多く、新卒であるがゆえに転職というのは尻込みしてしまうもの。勇気を出して転職に踏み出してもよいですが、まずは誰かに相談してみてもよいかもしれませんね。
なお、文中にも出てきた『第二新卒の転職市場や需要について』はこちらで詳しく解説しているので、第二新卒で転職を考えている人は参考にしてみてください。
今回の転職体験談を提供してくれた女性は、転職エージェントを利用していましたね。
新卒で転職を考えている方は、無料なのでぜひ活用することをオススメします。