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ネット広告代理店は大変?新卒入社8ヶ月で退職した真実を語る!

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「広告代理店」といえば、マスコミや企業マーケティングに関わる華の仕事と思われていますね。

中でも「電通」「博報堂」などの広告代理店も力を入れ、専門の広告代理店も多い「ネット広告代理店」について、入社して8ヶ月で辞めた新卒女性が真実を語ります。

(ネット)広告代理店といえば、その多忙さでも有名であり、とても大変な仕事のイメージを持つ人もいるでしょう。ここでは、その仕事の大変さや退職にいたる理由までを大公開します。

 

ネット広告代理店とは?

「広告代理店」といえば、「電通」「博報堂」「アサツーディ・ケイ」「読売広告社」などの有名企業があり、様々なメディア(TVCM、電車や街の広告、デジタル広告など)に広告を製作・宣伝活動を行うのが仕事です。

中でも、デジタル領域において特化している広告代理店をネット広告代理店と分類します。

大手ネット広告代理店には、「サイバーエージェント」「セプテーニ」「オプト」「トランス・コスモス」などの企業が名をつらねます。

ネット広告代理店の仕事は、企業に代わりデジタル領域での広告配信や宣伝などを行います。そのため、インターネットやSNSに関わる仕事がすべてなので、現代においては最も注目される仕事でもあります。

 

ネット広告代理店に入社した経緯

私がネット広告代理店に入社した理由は、「Twitter」や「Instagram」などのSNSをよく利用するので、それらに関わる仕事がしたかったからです。

SNSに投稿することや見ることも好きで、好きなことを仕事にできるし、インフルエンサー的な人にも関われるかなと思ってネット広告代理店を志望しました。

受けたのは大手ばかりでしたが、広告代理店はどこも人手不足で、自分のフォロワー数や知識もそれなりにあったので幸いにも入社することができました。新卒で広告代理店に入れたことは嬉しかったですし、周りからも羨ましがられるほどでした。

 

広告代理店の仕事とやりがい

新卒が広告代理店でまずはじめにすることは、社会になれることも当然ですが、PCスキルの習得でした。ネット広告代理店に限らず、インターネットに関わる仕事はPCが扱えないと話にもならないため、研修ではひたすらPCスキルを学びました。実際新卒には、それだけでも大変でした。

研修が終わると配属となり、いよいよ広告代理店としての仕事に関われるようになったのです。

ネット広告代理店の仕事

広告代理店の仕事には、「営業職」や「広告運営者」「クリエイティブ系」など様々な職種があります。

私はSNSに関わる仕事がしたいと伝えていたものの、新卒なのですぐに配属はされませんでしたが、広告運営者としてまずはWeb系から始まりました。

主な仕事は、企業の代わりにWebサイトや検索エンジンなどに企業広告を配信し、成果につなげるといった広告代理店の代表格。キーワード設定やキャンペーンと呼ばれる枠組みに広告を配信する仕事で、クライアントの予算を預かる大変な仕事です。

やりがいと達成感

最初は担当補助でしたが、実際に大手有名企業の仕事に関われることは大きな優越感とやりがいを感じていたことは確かでしょう。

細かな設定や膨大な知識を必要としましたが、(補助なので間接的ですが)広告主から大きなお金を預かりそれを動かしたり、結果として成果を上げることができたときは大きなやりがいになっていました。

また、いろいろな企業とも関わる機会が多く、コラボ情報や新商品情報などもいち早く知れるのは女性にとっては嬉しいことだと思います。

 

ネット広告代理店の大変さとデメリット

一方で、多忙な毎日で大変だったことは忘れることはできません。広告代理店と聞くと一見華やかな世界ですが、実際は泥臭く地味な作業の繰り返しでした。

私がたった入社8ヶ月で退職したことは、周りからすれば「甘さ」や「弱さ」を指摘されるだけだと思いますが、この数ヶ月は本当に大変で心も身体も壊れてしまいそうでした。

残業時間が多い

まず何と言っても、残業がとても多いです。

ネット広告代理店に限らず全ての広告代理店に言えることですが、残業時間は毎月かなりのものになります。少し前にはなりますが、「電通の過労死」ニュースは世間を騒がせましたね。

その影響もあって会社も残業抑制に力を入れてはいますが、根本的な解決には至っておらず、残業はなかなか減りませんでした。

私の仕事の仕方に問題があると言われればそれまでですが、私だけでなくベテランの先輩社員や課長クラスでも遅くまで仕事をしていることはザラです。終電帰りも多々あり、中には朝まで仕事をする人もいました。

広告代理店の残業が多い理由として、正解やゴールが明確になっていないからでしょう。

仕事の多くは、配信設定やデータ集計・資料作りなどですが、どんな設定や配信をしてどういった資料作りをすれば正解というものがなく、あくまで結果として見るしかありません。そのため、自分がここまでと見切りをつければ終わりますが、よりよいものを目指せば当然時間内には終わらないからです。

また、集計作業や資料作りなど比較的地味な作業が多く、人手が足りない広告代理店ではこれらに時間を割くことが多いです。

入稿規定や締め切りが細かい

残業が多い大変さは当然ながら、ルールや期日が細かいこともネット広告代理店が大変な理由でしょう。

広告運用者の仕事は、クライアントから預かった予算内でいかに効率を上げ、成果を出すかが仕事になります。そのため、予算管理はとても厳しく、会社としても損害を出すか利益を出すかの命運を握っているのです。

インターネット広告配信は一度配信してしまえば、どうなるかはユーザーの動き次第になります。入稿や締め切りを守らなければ、それだけトラブルへとつながります。

自分が行うインターネット広告の種類にもよりますが、細かい設定やルールをきちんと理解し、それを日々追える人でないと広告運用は大変かもしれません。

多数の仕事を同時進行しなければならない

クライアントから預かる予算や条件にもよりますが、複数の案件(クライアント)を受け持つ人がほとんどでしょう。少額案件から高額案件まで、クライアントとなる企業によって様々です。

そのため、複数の案件を同時進行しなければならず、管理が大変になります。私も規模が小さいクライアントを複数と大企業の案件(サポートですが)を請け負っていました。

クライアントのことを知ることはもちろん、配信の方法や配信先、その他インターネット内の情報を把握しておかなければならないため、同時進行が苦手な私にとっては頭がパンクしそうで本当に大変でした。

ただ、たくさん数をこなすことで少しずつ慣れてきますし、他案件への応用もできるようになります。

 

メリットと得られるものとは

そんな大変さしか見えてこないようなネット広告代理店ですが、メリットはもちろん、得られるものはたくさんあります。大変だからこそ得られるものや成長できることがあると感じています。

女性が多く活躍する職場

ネット広告代理店などの広告業界は、女性が多く活躍しています。普通の企業や会社であれば、男性を中心に仕事が回っていて、女性はサポートやいても少数のところが多いはずです。

しかし、広告業界をはじめとしたマーケティングに関わる仕事というのは、感性が高い女性の方が向いているということをご存知でしょうか。特にSNSなどに大きく関わるネット広告代理店などは、女性こそ主体で働ける職場なのです。

そのため、社員は半数以上が女性で、仕事ができる人も女性側にたくさんいました。決してどちらかが劣る・優れているというわけではないですが、女性が対等かそれ以上に活躍できるのがネット広告代理店だと私は実感しています。

ネット広告やSNSにも詳しくなる

ネット広告代理店に務めるからには、当然インターネット広告やSNSに詳しくなります。

普段スマホやPC上で目にすることの裏には、実にたくさんの仕組みや情報が存在し動いています。現代の世の中を生きていくには、とても重要なことや便利なことも存在します。

また、広告知識やその裏側を知ることは、世の中の情勢や社会の仕組みを理解することにもつながります。情報社会である現代でそうしたことを知ることは、詐欺や犯罪から身を守ることができるのです。

「Instagram」や「Twitter」「Facebook」などのSNSは、利用している人も多くそれなりに詳しい人も多いでしょう。しかし、さらに細かい設定や裏情報、その背景に至るまで知り得ない世界を知ることができます。

有名企業や有名人とも関われる

例えばですが、ほとんどの広告には有名人が起用されますよね。それは影響力のある有名人が広告塔となることで、それだけ宣伝効果や成果につながるからです。

そのため企業に有名人が来ることもありますし、普段知り得ない情報を入ってくるわけです。もちろん、社外秘ではありますが、自分が好きな芸能人や有名人が関わっているとなんだか嬉しいですよね。

また、ネット広告代理店はほとんど大手しか生き残っていない状態なので、関わる企業も有名どころばかりです。私が受け持つクライアントも誰しも聞いたことがある企業でしたし、社内では有名企業の名が毎日飛び交っていました。

 

なぜ入社8ヶ月で退職を決意したのか

さて、なぜ私がネット広告代理店を退職したのかというと、やはりその大変さに心も身体も押しつぶされそうだったからです。

新卒で入社した会社なので他と比較することはできませんが、毎日膨大な仕事量と大きな責任、帰っても寝るだけの生活に私は相当病んでいました。毎日会社に行く前は嫌で嫌で仕方がありませんでしたし、吐き気や頭痛で社内にいることもつらかったです。

もちろん上記で述べたようなメリットや得られることもたくさんありましたが、何より自分の時間が持てない現実に私は耐えられませんでした。休みの日になっても仕事のことやクライアントのことが気になってしまい、休日出勤もしてほどです。

毎日遅くまで働いて、「私の人生ってなんなんだろう」と家と会社を往復するだけの人生に未来がまったく見えなくなりました。当然、新卒1年目なので大変なのは当たり前だし、頑張るべきだとも思いましたが、身体がついていかず、退職を決意していました。

 

会社選びは慎重に!

 

私は始め、華やかな世界に憧れてネット広告代理店に入社しました。

そこで知れたこと、得られたことはたくさんあります。一方で大変なことやつらい日々も経験しました。それは入ったからこそわかることです。

ものごとを本当の意味で知ることは、実際にその世界に飛び込み、体験することでしか知ることはできないと私は思っています。とはいえ、会社というのは入るまでは見えない部分ばかりですし、入ってみなければわからないことばかりです。

だからこそ会社選びは難しいですが、その業界・職種の上部だけを見て判断するのではなく、大変な部分やつらいことをしっかりと理解しておくことが大切だと感じております。

 







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