第二新卒・未経験の私がWebマーケティング職へ転職できた理由とコツ

あらゆるデータや人々の動向を把握し戦略を立てる「マーケティング職」は、華やかで、新卒や中途転職者からも人気があります。

特にWebサイトやSNS専門の「Webマーケティング」は、需要も人気も高いです。

私もそんなWebマーケティングの仕事に憧れた一人でした。

でも、「第二新卒や未経験でもマーケティング職に転職できるの?」と思う方も多いでしょう。

そこで、ぎりぎり第二新卒・未経験でもWebマーケティングの仕事へ転職できた私の経験をもとに、私がWebマーケティング職に転職するためにやってきたことをご紹介します。

目次

第二新卒とは?マーケティング職での転職市場価値

第二新卒とは、「入社して職歴3年以内の新卒」などの20代前半の若手を差します。

明確な定義がないため、企業によってもどこまでが第二新卒かは異なります。

少子化にともないどこの業界・企業も人手不足が続いているため、第二新卒の市場価値は年々高まっています。

特に第二新卒は社会人を一度経験しているため、育成コストも安く、吸収力もあるため企業側としても今後を期待しやすい傾向にあります。

マーケティング業界でも第二新卒の需要も高く、短くても少しでも経験があったり、未経験でも「ポテンシャルあり」と判断されれば以前より採用はされやすくなりました。

そのため、たとえ第二新卒であっても、憧れのマーケティング職へ転職することは十分可能なのです。

第二新卒・未経験の私がWebマーケティング職へ転職するためにしたこと

現在私は、大手広告代理店のデジタル(Web)マーケティング職に勤めています。

転職したのは第二新卒ぎりぎりの歳で、今までマーケティングや広報関係で働いたことが全くない未経験者でした。

ですが、そんな全くの未経験で職歴も空白期間があったりと履歴書はボロボロの私でしたが、以下のことを実践してきたことで内定を頂くことができました。

徹底的な業界・企業研究

Webマーケティング職やその業界に入るためには、全くの無知でダメです。最低でも、どういう仕事で、どんなことをしているかぐらいは把握しておきましょう。

そもそもWebマーケティング業界には、どんな職種や企業があって、ポジションごとの役割や関わる職種の関係性などを勉強しました。

入りたい企業に関しては、販売している商品やどのようなマーケティングを行っているか、今までどんな事例を上げてきたかをホームページなどで徹底的に調べました。

面接においては、過去の事例を元に「こんな仕事がしたい」と結びつけ、関心意欲をアピールすることで、興味を持ってもらえるように対策もしましたね。

また、独学でWebマーケティングの知見を深めるために個人でも行える広告出稿なども行い、その企業での働き方や知見を活かせるというイメージを持たせるなどもしました。

転職サイト・転職エージェントはどちらも使う

転職には「転職サイト」や「転職エージェント」を利用するのが一般的ですが、経験からいうと両方使う方が圧倒的に効率がよいです。

第二新卒の転職では、募集企業もそれなりに多いので、転職サイトでも自分が行きたい企業を、転職エージェントで自分に合った企業を探します。

転職サイト

転職サイトでは求人数が多い分いつまで経っても決められなくなることもありますが、意外にも”第二新卒OK”な有名大手や幅広いマーケティング職の求人を見つけることができます。

登録や利用は無料なので、必ず2〜3つは登録しておくのがおすすめです。

第二新卒におすすめの転職サイト

キャリア採用向けだど思っていた「dodaは、意外にも第二新卒で歓迎されました

転職エージェント

転職エージェントでは、自分の希望に沿った求人をピックアップしていくつも紹介してくれますし、カウンセリングなどで適性のある企業なども提案してくれます。

何よりサポートがすごくて、応募したい企業に合わせて履歴書や職務経歴書のアドバイスをしてくれたり、エージェントが客観的に見た人柄や長所を企業側へアピールしてくれます。

これには僕も驚きましたね。

また、面接が不安な人には企業に合わせた面接練習なども行ってくれます。

何より助かったのは、企業側との日程調整を代行してくれるのでスムーズにいくつもの企業で選考させてもらえたことです。

いわば、これこそが転職エージェントの強みではないでしょうか。

第二新卒におすすめの転職エージェント

第二新卒が転職するコツは、できるだけ多くの企業や求人に触れ、チャンスを広げることです。

特に転職エージェントは悩み相談などもできるので、転職に不安がある人は相談からスタートしてみるのもよいですね。

独学で少しでもWebマーケティングの知見を深めた

ある種「IT分野」の企業や業界では、職歴よりも知識や経験といったことが重視されます。

エンジニアやWebデザイナーの業界では、自作したポートフォリオを面接時に用意し、スキルや知見をアピールすることで、実務経験がなくても採用されることがよくあります。

Webないしデジタルマーケティング業界も同様で、独学でも知識や経験がある人はそれだけで採用価値がグッと上がります。

私は独学でアフィリエイトをしていたので、その知見や実際に作成したサイトをアピールしたことが評価につながりました。

「未経験じゃない」と思った方もいるかもしれませんが、すべて独学でしたし、実務経験は全くありません。

そんなに難しく考えなくとも、本やネットで知見を深めることはできますし、SNSで広告を出してみたり、フォロワー数が多いだけでもポイントは高いですよ。

要は、知識やスキルを習得する「意欲」があるかどうかです。

そもそもマーケティングの仕事とは?仕事内容と種類

マーケティングの仕事といえば、商品を売るための市場調査や動向データを紐解き、販売の戦略を練って販売促進をする仕事です。

いくらよい商品を作れたとしても、商品が勝手に売れることはありません。

市場調査や消費者ニーズを調査・分析し、その結果をもとに販売経路やプロモーションなどを行います。

「何を」「誰に」「どのように」売るのかを下す、販売戦略の頭脳です。

そして、マーケティングの仕事といっても業界は幅広く存在し、大きく分けるとマーケティング職は2種類に分けられます。

イベントや現場で活躍する「リアルマーケティング」

昔からある「紙媒体」「看板広告」や、リアルで行うアナログな手法がリアルマーケティングです。

街中・電車の広告や地域特性を活かした密着型の販売手法もその一つです。

アナログといっても古臭いというわけではなく、ネットでは確保できないリアルな現場の声や現場での購買状況からマーケティングにより商品の販売促進を行います。

集客方法はイベントでの集客や該当アンケート、電話、インターネットと様々で、その販路もさまざまです。

WebやSNSを駆使する「デジタルマーケティング」

一方、WebサイトやSNSなどのデータを利用して、調査・分析・商品の宣伝などを行うのがデジタルマーケティング(Webマーケティング)です。

近年ではインターネットやIT分野の成長により、デジタルマーケティングの方が主流になってきています。

先に回答してしまうと、第二新卒や未経験でも入りやすいのはデジタルマーケティングです。

リアルマーケティングとの違いは、データを蓄積して様々な比較・分析ができるメリットがあるところと、様々なツールと併用できるため効率がよく、全国・世界と広い範囲でのマーケティングができるのも特徴です。

マーケティングの仕事に向いている人は?

マーケティングの仕事は、集めたデータから動向や傾向を分析し、それを改善につなげるPDCAが重要です。

そのため、物事を論理的に考える思考や判断力が必要になります。

多くのデータや数字を扱う仕事なので、数字に抵抗がないことも必要になるでしょう。

また、マーケティングといっても顧客(ユーザー)目線に立って商品やサービスの販売戦略を立てるため、相手の気持ちに立って考えられる人も向いている資質があるかもしれませんね。

未経験・第二新卒でも転職しやすいのはデジタルマーケティング

未経験・第二新卒でマーケティング職を目指すのであれば、圧倒的にデジタルマーケティング(Webマーケティング)の方が入りやすいです。

リアルマーケティングの方は、リアルな現場調査や販路を使用している老舗メーカーや大手企業に多く、そもそも間口が狭いです。

また、老舗企業の多くは第二新卒に対してまだまだ閉鎖的であり、新卒も多く入ってくるため、第二新卒・未経験で転職するのは難しいでしょう。

一方、デジタルマーケティング(Web)は比較的新しい職種であるため、考え方や方針が柔軟で第二新卒でも受け入れやすい傾向にあります。

また、常に新しく進化するデジタル社会では、スマホやインターネットに密接に関わる世代の方が活躍できることも入りやすい理由です。

さらに、デジタルマーケティング業界は次々と新しい企業ができ、人の入れ替わりも激しいため、人手不足の企業も少なくありません。

未経験・第二新卒であっても臆することなく、挑戦する価値はあると言えるでしょう。

まとめ!未経験・第二新卒でもマーケティング職には転職できる

こうしてみると、ほとんど転職エージェントさんのおかげで内定を頂くことができています。自分の実力では4〜5割程度でしょうか。

ですが、転職エージェントはそれだけ大きな力があるということです。

企業研究や自己分析も客観的な視点がなければあらゆる質問にも答えられませんし、たくさんの求人や企業を知ることで、応募する幅も広がります。

なにより、多数の企業との選考スケジュールを代行してくれるのは本当に助かりました。

一人では一つ一つにかける対策の時間も取れないですし、多数の企業と面接することもできませんでした。

”数打ちゃ当たる”ではないですが、求人企業にはより多く応募・選考をした方が圧倒的に転職できる可能性は高くなります。

マーケティング職は一企業での間口は狭いですが、数が多いのでどこかの企業では採用される可能性があります。

未経験・第二新卒だからと夢を捨てずに、華やかなマーケティング職に挑戦してみてはいかがですか。

▼転職エージェントで(Web)マーケティングの仕事を探してみる

ちなみに、私が利用していたのは『WORKPORT 』と『マイナビジョブ20's 』でした。

WORKPORT 』はIT分野に特化しているのでデジタル(Web)マーケティング職に転職するならおすすめです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次