職種

広告代理店の転職で有利になる資格は?現場で必要なスキルとは?

華やかで先の広がる広告業界、中でも「広告代理店」に入りたいと考える人は多いでしょう。

これから広告代理店に就職・転職を検討している人は、

  • 選考で有利になる資格は?
  • 現場で求められるスキルは?
  • 広告代理店は未経験でも転職できる?

このように、転職に有利な資格や少しでも可能性を上げるために必要なスキルを探してはいませんか。

今回は、マーケティング業界・広告代理店の就職・転職で有利な資格と、Web広告代理店の現役社員が現場で感じた必要なスキルをご紹介していきます。

広告代理店に入りたい!と考えている方の参考になれば幸いです。

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広告代理店の仕事内容とは?

マーケティング・広告業界の仕事は主に販売促進や販売戦略を行いますが、広告代理店の主な仕事は、企業の代わりに世の中に宣伝広告などを出すことです。

企業が自社で広告を出すとなると、お金も人も時間もかかります。

しかし、それらを他の会社に委託できれば、依頼する企業は商品作りや販売戦略に集中することができますね。

広告代理店というのは読んで字の如く、「商品・サービスの宣伝広告を代理で請け負う会社」のことです。

広告代理店への転職はデジタル領域を狙う!

広告代理店への転職・就職を考えているなら、CMや紙媒体ではなく、デジタルマーケティング領域を狙いましょう。

というのも、情報取得の中心がスマホである近年では、Web系(SNS含む)のデジタルマーケティングが主流であり、今後伸びていく分野でもあるからです。

マーケティング・広告業界で積極的に採用を行っている企業もデジタルマーケティングに専門のインターネット広告代理店で、大手広告代理店の「電通」でもデジタル領域のみです。

かくいう私も未経験で広告代理店に転職できたのは、デジタルマーケティング領域で積極的に採用を行っているからでした。

ただ、職種や仕事内容は様々で、広告を作ったり、WebサイトやSNSに広告を配信したりと多岐にわたるため、一口に広告代理店と言っても担当者によって仕事内容は全然違います。

自分が広告代理店でどんな仕事がしたいかは、明確にしておきましょう。

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広告代理店への転職で有利になる資格はある?

結論から言うと、広告代理店の転職に必要もしくは、なければならない資格はありません。

ただし、あらかじめ取得しておくと転職で有利になる資格はあります。

あくまで可能性を引き上げるためですが、少しでも不安を取り除き、少しでも転職を有利に運ぶために役立つ資格をご紹介します。

Google AdWords認定資格

Webマーケティングの世界では「Google広告」が主軸であり、その基本となる「Google AdWords」の基礎知識や応用力を学ぶことができる資格です。

資格取得には「Google広告の基礎」に加え、「検索広告」「ディスプレイ広告」「モバイル広告」「動画広告」「ショッピング広告」のいずれかの2つに合格する必要があります。

オンライン上で誰でも受けることができるので、まずは独学で勉強してみましょう。

主催 Google
受験資格 誰でも可
受験料 無料
難易度 低〜中
公式サイト https://academy.exceedlms.com/student/catalog/browse

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

デジタルマーケティング業界では、ほぼ使わない企業がないほどのアクセス解析ツール「グーグルアナリティクス(GA)」の個人認定資格です。

特に広告代理店で広告担当者となると、GAの使い方を知らなければ仕事にならないため、転職する際に基本的な知識はもちろん、使い方などを理解していると重宝されるでしょう。

主催 Google
受験資格 誰でも可
受験料 無料
難易度
公式サイト https://academy.exceedlms.com/student/path/2949-google-gaiq

Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定資格

Yahoo!広告における、Webマーケティング広告運用やコンサルティング、広告運用ツールについての理解度を認定する資格。

資格には、基本的な知識や運用理解度を認定する「ベーシック」と、よりサービスの効果を上げるための運用知識などを認定する「アドバンス」に分かれます。

広告担当者はGoogle広告以外に、Yahoo!プロモーヂョン広告も多く利用しますので、取っておくと選考が有利になる資格でしょう。

主催 Yahoo!
受験資格 誰でも可
受験料 6,648円 (税抜)
難易度 低〜中
公式サイト https://promotionalads.yahoo.co.jp/service/professional/

ウェブ解析士

ウェブ解析は様々なデータやツールを駆使して、デジタル化されたユーザーの行動や心理を読み解き、ビジネスに活かすための技術です。

「ウェブ解析士」はその技術や理解度を示す資格で、初級、上級、マスターの3段階に分けられ、誰でも受験することができます。

ただし、上級・マスターは経験がないと非常に難しいので、転職では初級がおすすめです。

ウェブ解析士の資格取得には、一般書籍で学んでもよいですが、認定講座やテキストなどもあるので、利用してみてはいかがでしょうか。

主催 Google
受験資格 誰でも可
受験料 初級:17,280円〜(税込・認定費用含む)
難易度 中〜高
公式サイト https://www.waca.associates/jp/
マイナビ出版/守口 剛(著)一般社団法人ウェブ解析士協会 (編集)

転職を有利に運ぶうえで資格取得で気をつけたいこと

業務に関連する資格は、持っておくと選考でも有利に働きますし、知識や経験があることで現場でも活躍できるでしょう。

しかし、当の私も無資格でしたし、実際に必要とされるのはコミュニケーション能力意欲」「経験です。

私は広告代理店に入るためではなかったですが、個人で「アフィリエイト広告」の運用を行っていました。大きく稼いでいた訳ではなかったのですが、それらの知識・経験があることや、勉強をし続けているという「意欲」を評価されました。

資格を取って選考を有利に運ぶことも可能ですが、資格の知識を使うところも限りがありますし、資格を取ってそれだけで満足してしまうこともあります。

あくまで「資格」は採用で有利に運ぶための手段ですが、どんなふうに現場で使われてどんなことができるかを想像しながら勉強するようにしましょう。

現場で感じた広告代理店で必要なスキル【能力編】

広告代理店では、様々なスキル(能力)が問われます。

「適性」という言い方もできますが、誰でも身につけることができる能力でもあるため、広告代理店へ転職を考えているのであれば意識しておきたいことをご紹介します。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力はどんな仕事でも必要なスキルですが、こと広告代理店では関わる人が多いため、特に重要なスキルと言えるでしょう。

営業であればクライアント(広告主)へのヒアリングはもちろん、広告担当者や制作担当者でも打ち合わせなどが多く、円滑に業務を進める上で必須となります。

また、クライアントへの印象も企業の名を背負っているので、基本的なビジネスマナーや発言する姿勢なども重要になります。

論理的思考&分析能力

商品やサービスを市場で広め、適切な市場や顧客に効果的に届けることがマーケティングの仕事です。

そのためには、市場調査や効果検証などの分析、なぜなのかを論理的に考えることができる能力が必要不可欠になります。

特にデジタルマーケティングにおいては、データの分析や改善に関わる業務がメインとなるため、数字に対しても抵抗がない方がいいでしょう。

理系でなければならないというわけではなく、物事に対して「なぜ」という疑問や好奇心を持って考えることができることが大切です。

常に勉強を怠らない姿勢&向上心

広告の出し方が紙媒体→デジタルへと変化し、インターネットやWebサービスも常に進化し続けています。

特にデジタルマーケティング領域は変化が激しく、昨日の情報はもう古いなんてことは少なくありません。

そのため、新しいサービスをクライアントに提供するためにも、常に変化に対応できるように勉強や向上心がなくてはなりません。

現場で感じた広告代理店で必要なスキル【技術編】

実際に広告代理店で働く上で、技術的な面で私は苦労しました。

ここでは、私が実際に広告代理店で働く上で必要だと感じた技術面でのスキルをご紹介します。

これらを身につけておくことで、入社後は仕事がスムーズになり、転職を考えている人も選考で採用される可能性が上がるかもしれません。

Excel

広告代理店でもっとも必要になるスキルが「Excel」です。

私が勤めている広告代理店でも、新卒や若年層の中途採用で行う研修では、広告知識よりもExcelスキルに重点を置いていました。

ネット広告をメインで行う広告代理店では、データの集計・管理作業が本当に多いです。

というのも、ネット広告の利点はデータとして残せることであり、それらを使って様々なアプローチが可能になるからです。

むしろ広告代理店では、調査データを元にデータを集計し、それらを分析した上で最適な広告配信を行うため、データ分析なくしてマーケティングはできません。

そのために必要な作業が「Excel」なのです。

Excelができるといっても「ピボット」などの一般的なものだけでなく、データ集計では「VLOOK UP」や「COUNT IF」など様々な手法を用います。

覚えておいた方がいいスキルとしては、Excelの「関数」を極めておくと重宝されます。

PowerPoint

広告代理店でExcelともう一つ、「PowerPoint」のスキルがあると仕事が楽になります。

これだけITが進んだ現代でも、未だにどこのどんな会社でも資料作りが必要になるからです。

広告代理店ではデータ集計や分析結果、広告配信の手法や結果をクライアントに報告・提案を行いますが、広告代理店では「PowerPoint」での見せ方や作業スピードはとても重要です。

報告・提案の仕方一つでクライアントからの受注や今後のつながりも変わってくることもあるため、PowerPointが使いこなせる人はそれだけで有利になることがあります。

デジタルマーケティングなんだからデータで送ってしまえばいいと思うところもあるのですが、やはり日本独特の企業文化が根付いているので、特に大手企業では重要です。

会議やプレゼンでもPowerPointをスクリーンに写すことも多いので、使いこなせておくと採用関係でもアピールできるでしょう。

ちなみに、広告代理店で残業が多いのは、「Excel」と「PowerPoint」作業がほとんどだからです。

あればあるほどよい「SNS」経験

近年では、Webサイトよりも「SNS」に力を入れる企業が増えています。

「LINE」をはじめ、「Twitter」「Instagram」などのSNSは、拡散性がとてもよく、ユーザーからの反応も早いため、リアルタイムでの配信・調査が可能だからです。

デジタルマーケティングでの広告代理店で、SNSの知識・操作スキルが高いとそれだけで広告配信のキーパーソンになれるでしょう。

採用においても、広告知識やマーケティング経験がなくても、SNSの利用経験やフォロワー数が多い人はそれだけで採用評価がグンと上がり、実際のところ、全くの未経験でもSNS関連に強い女の子は採用されていました。

広告類の知識は一般の勉強では限界がありますし、実際に働きながら覚えていくものです。

しかし、SNSの知識やフォロワー数は業界人よりも一般人の方が圧倒的に強く、長い時間もかかります。

流行りに強い女性は、SNSを極めておくと広告代理店にも入りやすくなるかもしれませんね。

未経験でも広告代理店に就職・転職する方法は?

なんの実務経験や資格もない「未経験」でも、私のようにWeb広告代理店に転職することはできます。

資格やスキルを磨くことも大切ですが、企業とあなたを上手くマッチさせることが転職の秘訣であり、そのために私はIT企業に強い転職エージェントを利用しました。

転職エージェントを利用すれば、一人で探していても絶対に出会えない求人・企業を紹介してもらえますし、口利きで採用を有利に運んでもらうことも可能です。

第二新卒のように転職がはじめての場合でも、「どんな仕事・働き方がしたいか」をカウンセリングした後、相談しながら書類添削・面接対策も行ってくれます。

ちなみに私がWeb広告代理店に転職したときは、IT業界に強い「WORKPORT|ワークポート」のおかげでした。

WORKPORT(ワークポート)は、「未経験からのキャリアチェンジ」を得意とした転職エージェントで、主に20代の完全未経験者を多くIT業界やゲーム業界へと転職に導いています。

ワークポートの特徴は、学歴や経歴ではなく、やる気や人柄で採用する企業やサポート体制が充実しているしていて、求人も大手企業〜ベンチャー企業まで幅広く、未経験での業界チェンジや初めての就職・転職をマンツーマンでサポートしてくれます。

広告代理店などの広告・マーケティング業界に就職・転職を考えているなら、資格やスキルを磨きつつ、適性ある企業を見つけるために転職エージェントなどを活用しましょう。

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広告代理店の転職で有利な資格とスキルまとめ!

広告代理店の仕事は幅が広く、資格うんぬんの技術職ではありません。

しかし、選考においてはスキルや知識をアピールすることで、実際に働いてもらうための適性や能力をイメージさせることができます。

資格は必ずしもあればいいものではありませんが、書類選考で目に止まるのは確かです。

以下、有利になる資格やスキルについて再度まとめます。

  • 資格やスキルが必ずしも必要なわけではない
  • ただし、少しでも採用される可能性を上げるために有効
  • おすすめの資格は「Google/Yahoo!広告認定」
  • 現場で必要なスキル等は磨いておくと吉
  • 未経験からの場合は転職エージェントを利用する

20代など、若ければ若いほど採用傾向は強まるので、早いうちに挑戦してみることをおすすめします。

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