興味のない仕事は続けるべき?続けることのデメリットと向き合い方!

誰だってやりがいを感じない仕事や興味のない仕事ってあります。特に新卒で入社した会社は、とにかく就職したい一心で選んだ方も多いでしょう。

そのため、「仕事に興味が持てない」「このまま続けるのが苦痛で仕方ない」など、興味のない仕事に対する悩みを抱えていませんか。

周りや世間的にも続けるべきと言われているかもしれませんが、はっきり言って続けるのもつらいです。

本記事では、私自身興味のない仕事をしていた経験をもとに、興味のない仕事への向き合い方と今後の立ち回り方をお伝えしようと思います。

興味のない仕事だと悩んでいる人に、参考にしてもらえれば幸いです。

目次

興味のない仕事を続けることがつらかった新卒時代

私は新卒で入社した会社を一年で辞め、転職をしました。転職した理由はまさに「興味のない仕事」、それだったんです。

仕事には金銭よりもやりがいや充実感を求めるタイプだった私は、つまらない・興味のない仕事は苦痛で仕方ありませんでした。

もちろん、すぐに辞めるのはよくないと思い、やれるだけの努力をして1年経ちましたが、結局どうしてもその仕事を好きにはなれませんでした。

新卒で入社したこともあって最初は仕事ができなくて当然と思い、がむしゃらに仕事を覚えようと必死でしたが、興味はなくなる一方で、やってもやっても得られる充実感もやりがいもなく、ただただ「つらい」「向いてない」と悩むばかり。

仕事とプライベートは分ける方でしたが、1日の大半を仕事に費やしているため、毎日の充実感はおろか、休みの日も何をやっても憂鬱でした。

「俺…なんのために働いてんだろ」感は募るばかりで、ものすごくつらかったですね。

興味のない仕事を続けることのデメリット

新卒のときは興味のある仕事に就くことは難しいかもしれませんが、新卒だからこそ興味のない仕事を続けることのデメリットがあります。

  • 達成感や充実感を感じない
  • 興味を持てないので成長スピードも遅い
  • 働くこと自体が嫌になってしまう

人が仕事を続けられるのは、もちろんお金や生活のためでもありますが、達成感や充実感があってこそです。

仕事に対するモチベーションであったり、人生を生きる原動力にしている人も少なくありません。

また、人は興味があること・好きなことには一生懸命になれますし、努力をします。

たとえ仕事の難易度が高くても、興味のある仕事なら積極的に取り組めますし、頑張ろうと思えますよね。その原動力や意志があって、はじめて人は成長することができます。

しかし、関心や興味がなければ、やる気や向上心もなくなり、一気に成長するスピードは遅くな、ただただ時間と労力を浪費するだけになってしまいます。

仕事に対するモチベーションはありませんから、続けることも困難になります。

お金や生活のためにと割り切っている人もいますが、そう長くは続きません。むしろ、お金がなくても楽しいことや興味のあることはいくらでも続けられるものです。

何より一番怖いのが、興味のない仕事を続けることで、働くこと自体が嫌になってしまうことです。

はじめから仕事が楽しくて働くことが好きな人は少ないですが、新卒のうちは働くということ自体よくわからないものですから、どちらにでも簡単に転びます。

それが続いて働かなくなり、ニートや廃人のようになってしまう可能性も十分あります。

興味のない仕事をどう受け止めるか?

特に新卒や若いうちは、興味のない仕事に対する受け止め方が難しいです。

それは、働いた経験も少ないため、働くということ、自分の興味のある仕事とはどういう仕事なのか、といったことが掴みづらいからです。

もちろん頑張って興味のない仕事でも続けようと思えるなら、続けるための努力をしましょう。ただ毎日愚痴をこぼすだけでは、何の解決にもなりませんし、人生がもっと苦しくなるだけです。

でもやっぱり興味のない仕事は、正直続けるのもつらいです。

若いうちに夢中になって取り組めるそのエネルギーを、何にも使えずに歳を取ってしまうのは本当にもったいない。

後になってやりたいことや興味のある仕事を見つけても、そこに行き着くまでが大変です。

興味のない仕事を続けるのも、転職して興味のある分野に飛び込むのも自由ですが、ただお金を稼ぐ手段としか見ていないとしても、少しでも興味のある仕事でお金をもらっている方がよいと思いませんか。

若いうちは興味のある仕事をするべき理由

興味のない仕事を続けることにメリットはない?

新卒のうちは興味のない仕事でも、特に嫌なことがなく、まずは3年は頑張ろうと思えるならそれはそれで立派なことです。

しかし、そのあとにやりたい仕事へ未経験で挑戦しようとなった場合、今までの全く関係ない経歴や時間が邪魔になる場合があります。

20代後半の転職では、前職での経験やスキル・適性がものを言います。例え興味のない仕事を3年頑張っても、次は興味のある仕事に就こうと思ってもそれが必ず報われるわけではありません。

採用する企業側からしたら、あなたの関係のない頑張りは関係ないからです。

少しでも経験やスキルがあったり、適性がある、未経験でも若さと将来性がある人を採用しますよ。採用する企業側も、会社の利益を考えなければなりませんからね。

どうせ興味のない仕事が続くのであれば、いろいろなことに挑戦できる若いうちに、少しでも興味のある仕事に転職しておいた方が今後にも繋がるし、転職でも有利です。

好きなように動けるのは第二新卒や20代のうちまで

すでに興味のある仕事が決まっているとか、やりたいことを優先できるのは、第二新卒としていられる25歳くらいまでが現実的です。

第二新卒のうちは、経験やスキルで転職するわけではないので、正直何をやっていても転職することは可能です。

たとえ未経験であっても、企業は若さとポテンシャルに期待して採用するので、前職でどんなことをやっていても、異業種への転職は難しくありません。

しかし、25歳を超えて第二新卒の枠を外れると、スキルやある程度のキャリアを求めらる転職となるため、前職での経験が重要になります。

今は興味のない仕事でつらい思いをしているのなら、第二新卒のうちに少しでも興味がある仕事をするべきでしょう。

そこで初めて、自分の好きな仕事・向いている仕事は何かがわかるはずです。

興味もなくて続けるのは「無理」と判断したら仕事を変える!

興味のない仕事を続けるのはつらいですし、この先の未来も見えないという場合は、いっそのこと仕事を変えることも大切です。

転職が怖い場合は、部署を変えてもらったり、職種を変えてもらうでも懇願してみましょう。

興味のない仕事を我慢して続けていても、成長することも昇進することも期待できません。

むしろ、何十年も我慢して働いて、後になって後悔してももう遅いのです。

転職は若ければ若いほど、転職活動は早ければ早いほど有利になります。

近年は売り手市場が続いているため、転職はしやすくなっていますし、第二新卒であれば引く手数多です。市場価値の高騰を知りたいのであれば、MIIDAS(ミイダス)のような転職診断ツールもあります。

自分が何に興味があるのかわからない人は、転職サイトで様々な業界・職種を見てみたり、転職エージェントで相談してみるのも一つの方法です。

マイナビジョブ20's などの転職エージェントでは、「適性診断」やカウンセリングによる客観的視点で、あなたに合った求人を紹介してくれます。転職しなければならないわけではないので、人生相談や転職について相談するだけでも利用できます。

エージェントは20代の転職市場や悩みを熟知していますし、相談に乗ってもらうことで、やってみたい仕事や興味のある業種も見えてくるでしょう。

一人で思い悩んでいるよりは、答えを導き出すヒントがきっと見つかるはずです。

▼私も利用していたおすすめの転職サイト・エージェントです

余談:興味がなくても辞めるのが怖いという人へ

最後に余談ですが、新卒の就活時に就職できなかった人っていますよね。言い方は悪いかもしれませんが、椅子取りゲームで負けてしまった人です。

どこにも就職できなかった人たちには、就職できない理由と企業に採用されない理由が必ずあります。

しかし、一度でも就職できた人には、就職できる理由も企業側が採用する理由もあった人です。つまり、それだけのポテンシャルか何かを持っているということ。

一度でも就職できなかった人よりも、絶対的に有利な立場にいます。それが第二新卒です。

勇気を出して、転職活動をしてみてください。

まだまだ若くて吸収力も体力もある20代の第二新卒なら、転職できる企業はごまんとあります。

今度は少しでも興味のある仕事に挑戦してみましょう。未経験でも挑戦できるのは、第二新卒という立場で有利にいる、今しかないのですから。

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