このサイトは、新卒入社1〜2年目で転職を考えている人の参考になるように、私の経験や知識をもとに、第二新卒の正しい転職方法や気をつけるべきポイントなどをまとめています。

私自身、新卒入社1年目ではじめて転職をし、現在はやりたい仕事に就くことができて充実した日々を送っています。20代で転職を何度か経験し、採用担当者をしていた時もありました。

転職は怖いかもしれませんが、そこには新しい世界が広がっています。

このサイトを通して、入社1〜2年未満で転職に悩む第二新卒の方たちの参考になれば幸いです。

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入社直後に転職サービスに登録する時代へ
ー新卒から将来を見据えたキャリアを考えるー

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」が行った調査で、新社会人が入社月の4月に転職サービスに登録した人が、この10年間で約26倍に増加していることがわかりました。

出典:パーソルキャリア株式会社「新卒入社直後のdoda登録動向」より

震災やDX化による「はたらく価値観」が大きく変わり、新卒のうちから「将来の転職」に備えて、早い段階から転職サイトなどに登録して情報収集を行うのが当たり前になりつつあります。

新卒も入社直後から中長期的な視点でキャリアを考え、自身の市場価値を把握しながら、将来の転職も選択肢に入れた情報収集を行う行動や計画性もこれからは必要なのです。

\ 徹底調査と比較でわかる! /

第二新卒の転職を成功させる完全ガイド|基本的な流れと進め方

第二新卒の転職活動ですが、流れや進め方などの手順は通常の転職活動と同じです。

ただ、転職活動のやり方がわからない人も多いですし、経験やスキルも少ない「第二新卒」だからこそ気を付けておきたいことや転職活動のやり方があります。

以下は、転職活動の基本的な進め方です。

まず、転職活動の期間としては、上記を2〜3ヶ月程度で進めるのが一般的です。

特に、第二新卒の場合は①②をしっかりと行うのが大切です。ここをおろそかにすると、転職先が決まらずにダラダラと時間だけが過ぎ、今の会社を辞めづらくなったり、空白期間ができてしまいます。

第二新卒が転職で失敗しないためには、全体の流れを把握して正しい手順で進めることです。そのための手順と具体的なやり方をしっかりと学んでおきましょう。

STEP①転職活動の事前準備(自己分析)

第二新卒が転職活動を始めるにあたって、まず行わければいけないのは自己分析転職目的の整理です。

「なぜ転職したいのか」「なぜ今の会社ではダメなのか」といった、転職活動の軸になる部分をハッキリさせることです。

特に第二新卒はこの自己分析ができていない場合が多く、ここがブレると転職したい業界や職種の方向性が定まらず、面接などでも質問に詰まってしまいます。

今後の自分と転職したい理由をハッキリさせる
  • そもそもなぜ転職したいのか
  • 転職してどんなキャリアを歩みたいのか
  • 転職で絶対に譲れない条件は何か
  • 自分はどんな人間でどんな仕事がしたいか

上記のような、転職する目的となる”自分の軸”を決めることが大切です。

自分の軸となる部分が定まっていれば、軸を起点に唐突な質問にも答えられますし、転職活動によくある迷いやブレがありません。

まずはしっかり自分と向き合い、自分の”軸”を見定めましょう。

自分の軸を探す方法や自己分析のやり方は、「転職したいけどやりたいことがない場合でも答えを見つける方法!」の記事を参考にしてみてください。

ここがしっかりできると、次の段階で「自分がどういう仕事がしたいか」「どんな条件は嫌なのか」のプロセス(自己分析)が活きてくるわけです。

STEP②最適な方法で求人を探す

自己分析と転職したい目的を整理したら、いよいよ求人を探します。

一般的な転職活動において、求人を探す方法は主に以下の4つです。

求人を探す5つの方法
  • 転職サイトで探す
  • 企業採用ページ/SNSから応募する
  • ハローワークで紹介してもらう
  • 転職フェア/イベントに参加する
  • 転職エージェントで紹介してもらう

ただし、第二新卒におすすめの方法は「転職エージェント」で紹介してもらう一択です。

おすすめしない探し方
おすすめの探し方

それぞれについて、解説していきます。

転職サイト

「転職サイト」とは、全国の数千〜万件の求人情報を掲載しているサイトで、条件やエリアから求人を検索し、そこから気になる求人に応募することができます。

おすすめできない理由としては、掲載求人数が膨大で、検索方法も無数にあるため求人を絞りきれないことや、応募・選考から内定手続きまで全て自分一人で行う必要があるため、慣れてる人向けです。

ブラック企業を見抜くことも難しいため、転職できても状況が悪くなるケースも少なくありません。

使い方としては、たくさんの求人や企業を24時間見れるので、視野を広げるために使うのがよいでしょう。

企業採用ページ/SNS

すでに気になる企業がある場合は、企業HPの採用ページから直接応募することも可能です。

また、近年では「Twitter」や「LinkedIn」などのSNSから直接求人を探したり応募する人も増えてきました。

ただし、これらの方法は経験やスキルの少ない第二新卒では接点を持ちづらいのが難点です。自主的に活動や個人でビジネスを初めて発信力がないと採用されるのは難しいでしょう。

ハローワーク

転職や求人探しと聞いて、まず思い浮かべる人が多いのが「ハローワーク(職業案内所)」です。

ハローワークでは求人の斡旋はもちろん、書類の書き方や面接対策などのサポートも受けられるので転職活動を始めやすいメリットがあります。

ただ、ハローワークは求人掲載が無料なのでブラック企業が入り込みやすく、混み合っていて時間がかかるためおすすめしません。

転職フェア/イベント

転職フェアやイベントは、1日でさまざまな企業の情報収集ができる合同企業説明会です。

大手から中小まで様々な企業が参加し、採用担当者へ直接質問したり、実際の社員と話す機会もあるため、社風をリアルに感じることができます。

企業ブースを回る以外にも、転職に役立つ講演や転職にかかわる悩みを相談できるコーナー、プロのフォトグラファーが履歴書用の写真を撮影してくれるコーナーなど、いろいろなサービスを無料で受けられることもあります。

場合によっては、その場で簡易面接により面接日が確約されたり、採用担当者と話してみたら「意外に合っているかも!」と気づくこともあるため、視野を広げたい第二新卒にはおすすめです。

転職エージェント

第二新卒に最もおすすめの求人の探し方は、カウンセリングで希望条件や自分に合った求人を紹介してくれる「転職エージェント」の利用です。

転職エージェントは応募から書類・面接対策はもちろん、内定手続きや給与交渉なども代行してくれ、初めての転職をフルサポートしてくれます。

求人も、第二新卒向けやブラック企業排除など、一般的には公開されていない非公開求人(優良求人)も多く扱っているため、普通に求人を探すより安全かつ効率がよいです。

ただ、サービスや担当者によって扱う求人やサポートの質が異なるため、最低でも2〜3社は登録しておきましょう。後半で第二新卒におすすめの転職エージェントも紹介しているので、参考にしてみてください。

STEP③書類作成と応募

転職したい企業や求人が決まったら、いよいよ応募するための以下2つの書類を作成します。

転職に必要な応募書類
  • 履歴書:主にこれまでの経歴と志望動機
  • 職務経歴書:職歴の詳細(どんな仕事をしてきたか、スキル等)

1つ注意点としては、作成書類は応募したい企業に合わせて作成するのが基本です。

初めての場合は書類作成でけっこう苦戦するかもしれませんが、学生時の就職活動で行っていた量産する作成方法では書類選考はまず通りません。

というのも、どちらの書類も業界や職種によってアピールポイントが違いますし、求人企業とのファーストコンタクトで量産は見抜かれるため、入念に書き込むようにしましょう。

書き方がわからない方は、以下を参考にしてみてください。

第二新卒が転職するための書類作成では、職歴やスキル等が少ないため、いかに採用担当社に「会ってみたい」と思わせるかが重要になります。

求人を出している企業側も何十、何百と履歴書を見るため、ものの数秒で判断されることはザラです。1つ1つ丁寧に、自分の適性や雇うことでどんなメリットがあるかを伝えましょう。

ちなみに、転職エージェントでは応募したい企業ごとのアドバイスや添削もしてもらえますよ!

求人に応募する

求人への応募(エントリー)方法は以下の3つです。

主な応募方法
  • 企業のホームページから直接応募
  • 転職サイトや求人掲載サイトから応募
  • 転職エージェントやハローワークの代理応募

一般的には、転職サイトや転職エージェントで比較検討しながら複数社に応募しますが、すでに転職したい企業が決まっているのであれば、直接応募でもOKです。

「自分がどんな業界・職種に就きたいかわからない」「行きたい業界はあるが企業は決めていない」といった場合は、転職エージェントで相談しながら応募するのがよいでしょう。

ただし、求人には募集時期や採用人数が決まっているので、争奪戦になります。

迷っていてはどんどん採用が決まってしまうので、少しでも気になる求人があれば転職エージェントに頼むか、どんどん応募していくのがポイントです。

STEP④面接

無事に書類選考を突破したら、いよいよ”面接”です。

面接の回数は企業にもよりますが、2~3回が平均です。企業ごとに複数で行うか、1対1で行うかは異なりますが、どちらでも対応できるように練習はしておきましょう。

転職活動では面接が一番の勝負所です。面接対策には特に力を入れ、自分の軸や話す構成をしっかり組み立てておくのが大切です。

第二新卒の面接では、「前職を辞めた理由」「転職する動機」「どのように活躍したいか」などは必ずと言っていいほど聞かれますが、早期退職やキャリアの少なさといった弱点をうまく強みに変えられるかがポイントです。

第二新卒の転職で注意しておきたいことは、就活と転職は違うということ。当然、面接で聞かれることや話す内容も異なります。

学生の就活のように「こうなりたい」「こんな仕事がしたい」という希望では採用はされず、社会人として「御社でこう役に立てる」「失敗をバネにこうしていきたい」といった人材としてのアピールが必要です。

STEP⑤内定と入社手続き

すべての選考が終わり、内定通知をもらえたら一段落ですが、これで終わりではありません。

転職で失敗しないためにも、入社を決める前に「勤務条件」や「福利厚生」などをしっかり確認しておきましょう。

また、入社するまでの手続きとして「年収交渉」や「入社日」なども決める必要があります。

はじめての転職では分からないことばかりですが、転職エージェントでは入社日の調整や年収交渉などもすべて代わりに行ってくれるので、不安な人は転職エージェントを利用しましょう。

ここをきちんと確認しておかないと、後々に「話が違う!」とトラブルを起こす原因に!

STEP⑥退職手続きと仕事の引継ぎ

無事に「内定」をもらい、入社する意思を伝えたら(転職先が決まったら)、いよいよ今の会社で退職手続きと仕事の引継ぎを行います。

退職を申し出るタイミングは、最低でも退職する1ヶ月前に言うのがセオリーです。

また、退職を申し出てから辞めるまでは気まづいかもしれませんが、余計なトラブルを起こさない&給料をもらっている責務を果たすために、しっかりと引き継ぎ作業を行いましょう。

なるべく迷惑がかからないように、できる仕事は終わらせておくことがベストです。

退職の進め方については、「辞め方の完全マニュアル」を参考にしてみてください。

どうしても辞められない理由や状況にある場合は、退職代行サービスを利用するのもおすすめです。

新卒にオススメの退職代行サービス!

▼実際に使っていたおすすめの転職エージェントはこちら!

オススメ⒈ 退職代行ガーディアン
【簡単/低価格/確実】東京都労働委員会認証で利用者を守る!

はじめての退職代行サービスなら!

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第二新卒におすすめの転職エージェント3選!

ここでは、私も利用してよかった第二新卒におすすめの転職サイト・転職エージェントをご紹介しておきます。

特に、転職に迷ったときなどの相談や、初めての転職活動をサポートしてもらいたい場合におすすめです。

マイナビジョブ20’s

【公式】マイナビジョブ20's
対応エリア関東・東海・関西
非公開求人あり
オススメ度

公式サイト:https://mynavi-job20s.jp/

マイナビジョブ20'sは、大手「マイナビ」が運営する第二新卒などの20代を専門とする転職エージェントで、他の転職エージェントにはない有名大手企業や、登録者だけが見れる非公開の求人も多く揃えています。

エントリーや日程調整などの企業とのやり取りも全て代行してくれるため、在職中の転職活動が難しかった人でもスムーズに行うことができます。

もちろん、20代の転職市場を熟知したアドバイザーが一人一人に専任で付き、はじめての転職を一からフルサポートしてくれます。

\ 完全無料+はじめてを徹底サポート /

就活でお世話になった人も多い大手マイナビの安心感と情報網は、ぜひとも利用しておきたいところです。

いい就職ドットコム

いい就職.com - TOP
求人企業全国対応(セミナー等は4拠点)
求人数約5000社(うち第二新卒向け2500社以上)
おすすめ度

公式サイト:https://iishuusyoku.com/

あまり名前を聞いたことがないかもしれませんが、いい就職ドットコムは日本で初めて「第二新卒」向けの転職支援サービスを行った転職エージェントです。

全国14万人が利用する国内最大級の第二新卒向け転職エージェントで、「いい会社を探すより、自分に合ったいい就職」を心情に、現在では既卒や新卒採用にまで幅を広げています。

最大の特徴は、第二新卒であることを理解している企業を厳選しているので転職しやすいことです。

離職率の高い企業や働きづらい企業などはすべて受け入れず、徹底的にブラック企業を排除。専門のスタッフが実際に足を運んで調べた、若手や第二新卒が働きやすい企業だけを提供してくれます。

\ ブラック企業を排除!第二新卒で転職するなら /

ハタラクティブ

対応エリア北海道・関東・中部・近畿・中国・九州
非公開求人あり
オススメ度

公式サイト:https://hataractive.jp/

フリーター・既卒・第二新卒の20代を対象に、社会人経験のない人でも正社員を目指せる就職支援を行っているエージェントです。

「早期退職の経歴が心配」「次こそは本気で働きたい」など、一度リタイヤしてしまった人や未経験の業界に挑戦したい人など向けに常に1000以上の求人を扱っています。

ただ、サービスや企業が関東圏、名古屋、大阪、福岡なので利用できる人には限りがあります。ですが、現在フリーターの人やすでに退職してから期間が空いている人は利用しておきたいおすすめの転職エージェントです。

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新卒で転職するか迷ったら?

新卒1年目で転職するということは、リスクもありますし、あくまで1つの選択肢です。

転職をするか迷っていても、状況や動機によっては今の職場を続けた方がいい場合もあります。将来の目指すものや転職したい業界が今と少しでも関連があるのなら、転職は踏みとどまった方が良いでしょう。

また、今はまだ迷っていたとしても、迷わなくなるタイミングがきっと来ます。

転職するべきなのかわからず迷っているのなら、転職エージェントに相談してみるのも1つの方法です。一人で悩んでいるだけでは何も解決しません。

人生の時間は限られているので、どこに時間をかけるかをよく考えるべきなのです。

ちなみに私は当時、上記の記事で紹介する本と出会い、自分の道を決めて進むことができました。

迷いに迷って答えが出せない時は、当サイトや背中を押してくれるような書籍などを参考にしてみてください。