- 20代後半の女性でスキルなしでも転職できる?
- 20代女性の転職はどうしたらうまくいく?
本記事では、こんな悩みや疑問にお答えします。
女性は男性よりも仕事や職場にはシビアです。人間関係がうまくいかず、給与も低くて将来が不安。転職したいけどスキルや経験もないし、自分の求めるものもわからないなど、悩む女性は多いです。
しかし、たとえスキルなしの20代後半でも、転職は十分できるが20代の強みです。
もし今、転職活動がうまくいっていなくても、「正しい努力」と「運」「タイミング」の3つがそろえば必ず転職できます。諦めたらそこで終了です。
20代の女性が抱えている悩みはたくさんありますが、「今の現状に満足していない」なら、今を変える勇気を持つことも大切です。
本記事では、実際にスキルなしの23歳新卒で転職した私の体験をもとに、20代女性が転職を成功させるための秘訣やコツをご紹介します。
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実は多い!20代や新卒で転職する女性とは?
「男女別に見る新卒の転職率」から見てもわかるように、新卒で転職する割合は実は女性の方が多いことがわかっています。
女性は結婚・出産などを考えるとバリバリ働ける年齢は、男性よりも若くて短いという人が多いです。
そのため将来設計なども、男性よりも女性の方がシビアに考えているため、少しでも早く満足のいく職場を求める傾向にあります。
20代前半の女性はどんな人が転職してるの?
以下のグラフは、大手転職サイト「doda」が新卒から3年以内に、転職エージェントを利用して転職した女性のデータを集計したものです。
グラフを見ると、転職する前にしていた仕事の多くは、営業や販売などの対人業務が多いですね。さらに意外にも、人気職の事務やアシスタントも転職している割合が高いです。
就業状況を見ると、転職した人の7割が働きながら転職活動をしており、3割の人が離職してから転職活動を行っていたようですね。
20代後半の女性はどんな人が転職してるの?
以下のグラフは、大手転職サイト「doda」がキャリアを見直そうと考える、転職エージェントを利用して転職した女性のデータを集計したものです。
グラフを見ると、転職前の職種で最も割合が高かったのが「事務・アシスタント系」で25%を占めています。次に多いのが「営業」や「販売」など、前半女性と同じように対人業務が多いですね。
また、20代後半ともなれば、1度は転職を経験している人の割合が増えているのがわかります。
今の給料が少なすぎる!将来が不安。
グラフからもわかるように、やはり職場環境や給与体系に不満やストレスが多く、新卒とはいえ時年収も300万円に満たない女性が3割以上いるようです。
たしかに賃金的には男性よりも女性の方が低いですが、女性の社会進出は今後もますます発展していきますし、企業によっても大きく違います。
あなたが「やっぱりこんなものか」と思っている以上に、女性も男性と同等以上に給料をもらっている会社はごまんとあります。
一度転職サイトや経験談を見てみるとわかりますが、視野を広げることで変わる未来があることを知っておいてください。
劣悪な労働環境?人間関係は会社で決まる
また、女性の転職理由で多いのが、職場の労働環境や人間関係の悩みです。
詳しい情報は『男女別に見る新卒の転職率と退職理由』でも明らかですが、女性は男性よりも協調性や関係性を大切にします。
それゆえに抱えるストレスもたくさんあり、精神的に病んでしまったり、毎日どこかで涙を流していることもあるでしょう。
ですが、労働環境しかり人間環境はそう簡単によくなるものではありません。
人間関係が苦手だと思っていた人が、職場を変えるだけで改善されたという話はよくあります。それはつまり、自分の問題だけでなく、環境でも決まってきてしまうからです。
20代女性が転職を成功させる3つのコツ
これまで転職活動がうまくいかなかった20代女性の方は、以下のことを意識してみてください。
自己分析で転職する目的とはっきりさせる
20代の転職において最も大切なのは、「自己分析」と「目的をしっかり持つこと」です。
自分が何を求め、どんな人生を歩みたいのかをはっきりさせなければ、新しい職場でも同じように悩んだり、面接で多角的に聞かれた質問に答えることができないためです。
そのためにも、自分が何が好きで何が嫌か、どんなことが得意で苦手なのかをしっかり自己分析しておきましょう。
自分の中にしかない"ブレない軸"を持つことで、人生に行き詰まったときや想定外の質問をされたときでもブレることなく立ち回れるはずです。
自己分析には客観的な判断も必要になるので、周りの人や転職のプロに相談することも大切です。
転職活動では転職エージェントを使いまくる
20代が転職活動を成功させるには、転職エージェントを活用するのがポイントです。
なぜなら、転職エージェントは一般公開されない非公開求人(優良求人)、つまり普段は見ることができない求人も多く保有しており、普通に求人を探すより安全かつ効率がよいからです。
そもそも、転職活動において求人を探す方法は以下のようにたくさんあります。
- 転職サイトで探す
- 企業採用ページ/SNSから応募する
- ハローワークで紹介してもらう
- 転職エージェントで紹介してもらう
ただし、第二新卒や20代におすすめの方法は「転職エージェント」で紹介してもらう一択です。
- 転職サイトで探す
- 企業採用ページ/SNSから応募する
- ハローワークで紹介してもらう
- 転職エージェントで紹介してもらう
それぞれについて、解説していきます。
転職サイト
「転職サイト」とは、全国の数千〜万件の求人情報を掲載しているサイトで、条件やエリアから求人を検索し、そこから気になる求人に応募することができます。
おすすめできない理由としては、掲載求人数が膨大で、検索方法も無数にあるため求人を絞りきれないことや、応募・選考から内定手続きまで全て自分一人で行う必要があるため、慣れてる人向けです。
ブラック企業を見抜くことも難しいため、転職できても状況が悪くなるケースも少なくありません。
使い方としては、たくさんの求人や企業を24時間見れるので、視野を広げるために使うのがよいでしょう。
企業採用ページ/SNS
すでに気になる企業がある場合は、企業HPの採用ページから直接応募することも可能です。
また、近年では「Twitter」や「LinkedIn」などのSNSから直接求人を探したり応募する人も増えてきました。
ただし、これらの方法は経験やスキルの少ない第二新卒では接点を持ちづらいのが難点です。自主的に活動や個人でビジネスを初めて発信力がないと採用されるのは難しいでしょう。
ハローワーク
転職や求人探しと聞いて、まず思い浮かべる人が多いのが「ハローワーク(職業案内所)」です。
ハローワークでは求人の斡旋はもちろん、書類の書き方や面接対策などのサポートも受けられるので転職活動を始めやすいメリットがあります。
ただ、ハローワークは求人掲載が無料なのでブラック企業が入り込みやすく、混み合っていて時間がかかるためおすすめしません。
転職エージェント
20代の転職に最もおすすめなのは、カウンセリングで希望条件や自分に合った求人を紹介してくれる「転職エージェント」の利用です。
エージェントの特徴からあなたに会いそうなところを選びましょう。リクルート・DODA・マイナビジョブ20'sなどは新卒、第2新卒に強く、パソナなどは派遣に強くそのような案件をたくさん持っています。
転職エージェントは応募から書類・面接対策はもちろん、内定手続きや給与交渉なども代行してくれ、初めての転職をフルサポートしてくれます。
自分に合いそうなところがわからなければ、複数の転職エージェントに登録しておきましょう。無償で使えるのだから、使い倒すのです。
未経験なら熱意を「行動力」で示す
経験やスキルの少ない20代女性が未経験でも転職するには、「熱意」とそれに見合った「行動」が必要です。
目的や熱意に見合った行動力を面接で伝えることができれば、未経験でも転職が成功するケースは多いですが、熱意と行動力を伝えることが意外に難しく、意味を履き違えてしまう人も少なくありません。
「熱意」といってもやる気があるといった言葉だけの精神論でなく、ともなった行動力があってはじめて熱意を伝えられます。
業種によって様々ですが、何か特別なことをするというわけではなく、その業界で使える資格の取得や勉強、個人での製作など試せることはたくさんありますよね。
例えば、Web/IT関係であればウェブサイトやデザインを作って持ち込んだり、金融関係なら業界資格や経済の勉強をしたりと、業界によってできることはたくさんあります。
私が第二新卒で未経験業界へ転職する際は、都内にあるその企業の販売店すべてを周ったり、業務に関連することから使える過去の経験などすべてを絞り出しました。
熱意に対する「行動力」は、その気持ちが本物であればすぐに実行できるものです。本気で転職を考える人は、やるべきことや何かできることを必死に探し行動しています。
あなたがもし、未経験でもやりたいことや目的があるのなら、今の自分に何ができるかを本気で考えてみてください。
スキルなしでも20代なら未経験業界はチャンス!
先ほども触れましたが、「未経験」業界や職種への転職は20代の今がチャンスです。
未経験業界と聞くと、スキルや経験が必要と思うかもしれませんが、逆に人が集まりにくく人手不足な企業が多いため、一から育てようという企業も意外と多くあります。
また、20代はポテンシャルでも採用がメインになるので、スキルや経験がなくとも転職しやすいのです。
実際、2020年1月にリリースされた株式会社リクルートキャリアの「転職決定者分析」によると、20代前半の役半数以上が「異業種×異職種」に転職しており、「異業種」全てでは80%にもなります。
参考:リクルートキャリア【転職決定者データから見る】2020 中途採用市場
初めは自分のやりたいことも見つからずに新卒で入社した会社で、仕事や社会と関わっていく中で自分のやりたい仕事や目標を見つけることができたからではないかと私は思います。
これは、40~50代の上司や大人から見れば、新卒1~3年目で辞める人が多いとマイナスなイメージのようにも思えますが、一方で20代であれば異業種へ転職しやすいことを表しています。
私自身もそうですが、いろいろなことにチャレンジできるのも若いうちだけですし、それを理解しているからこそ飛び込んでいけるのでしょう。
未経験で転職することはリスクに感じるかもしれませんが、それでも勇気を出して一歩を踏み出すことが、あなたの今と未来を変えてくれます。
20代女性が転職で失敗しないためには?
以下では、20代の女性が転職で失敗しないために大切なことをお伝えしておきます。
女性が活躍しやすい平等な仕事や職場を選ぶ
女性が転職する場合にどうしても年収や給料の高さで選ぶ人がいますが、業界や企業での年収の高さは未だに、男性が多くなる傾向が残っているのが現実です。
あえて戦って勝ち取ることもできますが、強者達と戦うためわざわざライバルの多いところに行かなければなりません。
その分業務も大変で、女性に対する配慮や制度も欠けるところも多いので、身も心も不安定になりやすいです。
であるならば、男女隔てなく働きやすい環境で、きちんと実力で優劣や評価をしてくれる職場を見つけるべきでしょう。
男性よりも大人な感性を持つ女性をアピールする
昔から、「女性の精神年齢は男性よりも3歳上」という説がありましたね。学生時代を振り返ってみると、男性に対して「男はこどもだな」と感じたことはありませんか。
男はいつまでも少年の心を持つと言われているように、男性はどうしても夢見がちで、いろいろなことに固執しがちになってしまいます。
しかし、女性は周りを見る感性や視野が広く、現実性が強いと言われています。
現実主義の女性は将来を見据えて長く働いてくれる傾向が強いため、男性に比べて定着性のあるイメージが湧きやすく、安心感を持ちやすいのです。
そのため、大人な考えを持つ女性は、若さと安定して働くイメージをアピールすることで、転職成功率がグンと上がります。
まとめ|20代女性の転職はおすすめ?
女性ならなおさら、今の仕事や会社に不安やリスクがあるのではないでしょうか。
20代であれば社会のニーズも高く、何度か失敗したとしてもすぐにやり直すことができます。フットワークも軽くて動ける今だからこそ、手に入れられるものもあります。
女性だからこそ、将来の結婚や出産に備えて安定した働き方ができる職場が必要です。
毎日の不安や葛藤に決別するためにも、20代の若さとポテンシャルという武器が使える今のうちに挑戦してみてください。
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