ここでは、新卒でブラック企業に就職してしまった新卒の転職体験談を掲載しています。もちろん、本人に許可をいただいての掲載をしています。
今回は、パチンコ店に就職した新卒の方の体験談。はじめはブラック企業だと気づかなかったものの、転職をするために一生懸命に耐えた男性の方です。
さすがアミューズメント業界!新卒の会社はブラック確実!
私は新卒で入った企業はアミューズメント業界で、いわゆるパチンコ屋でした。
私の就活時代は、「氷河期」と呼ばれた年でして、なかなか思うように内定が取れなかった私は焦りを感じていました。
それでも時間を無情に過ぎて、卒業式を迎える頃はパチンコ屋の内定しかありませんでした。
「とりあえず就職しよう」
そう決心してパチンコ屋に入社しましたが、そこがとんでもないブラック企業でした。
毎日のマラソンとブラック研修
新卒で入った私には、同期と一緒に研修をするため「半年間の拘束」が待っていました。
まず3ヶ月の寺研修では、体力作りだと言われ、毎日10キロのマラソンをさせられます。
疲れた私に待っているのは、夕飯後の説破という名の、会社の自慢話を延々と聞かされます。
そして最後の一週間では、パチンコ屋としてどうあるべきかを書いた会社条約を丸暗記させられます。最初の3日で徹夜しても丸暗記出来なかった人には、残りの数日はひたすら書いて覚えさせられる地獄が待っています。
今にして思えば、これこそブラック企業だからできる研修だったのです。
研修を終えた私たちは、更に3ヶ月の店舗研修へと進みます。ここで既に同期に退社した人がちらほら見られました。
店舗研修では、ひたすら力仕事をしたり、クレーマー対応を任されていました。研修が終わり、実際に店舗で働くようになってからも、同じことをさせられていました。
また、パチンコ屋でしたので、閉店後の最終チェックや台の釘打ちもあり、終電はいつも間に合わず、店舗で寝泊まりしたり、カラオケや飲み屋で一晩明かすことは多々ありました。
このままじゃ嫌だ!思い一つで必死に転職先を探した。
こんな生活を1年ほど続いたある日、お店に着いた瞬間、激しい吐き気と涙に襲われました。
体は正直なもので、このままこのブラック企業にいたら、自分がダメになると思い、転職を考えるようになりました。
転職に関しては、マイナビジョブ20'sいうところに登録し、唯一の休みを使って、次の仕事を探しました。
「転職できなかったらどうしょう」、ブラック企業に勤めてた自分を欲しがるところはあるのだろうか?そんな思いによく苛まれました。
それでも、堂々と胸張れる仕事をしたいと思い、転職活動を頑張りました。
このままパチンコ屋で「何も資格を得られない仕事をして毎日を潰すのは嫌だ」「このままだと身体を本気で壊してしまう」という不安や焦った気持ちだけで、ひたすら転職先を探していたと思います。
マイナビジョブ20’s
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ブラック企業からの転職!諦めなければ報われる。
幸い、第二新卒として雇ってくれる動きがあったので、なんとか数社の面接にこぎつけることができました。マイナビさんのおかげです。
私は中国語と英語を使えましたので、それが幸いを成して、日立物流に入ることができ、貿易事務の仕事に就くことができました。
今度、通関士の資格にも挑戦する予定です。
辛くても目標があれば、人は頑張れますし、そんな自分を見ていてくれる人が必ずいます。苦しくて投げ出したいときは、目標を作って頑張れば抜け出すことができると思います。
そんな自分を見てくれる人もいるので、諦めないでほしいです。
もしも今、ブラック企業で苦しい思いをしている人がいたら、本当にそのままでいいのかよく考えてほしいです。
きっと違うところで、あなたを見てくれる、活躍できるところがきっとあるからです。
まとめ|ブラック企業は早く抜け出そう!転職は誰でもできる!
以上が、ブラック研修と仕事を耐えた男性の体験談です。
研修で毎日10キロのマラソンはやばいですね。想像以上でした。転職しないであのまま続けていたら、男性は確実に身体を壊していたでしょう。
転職して健康的に働けるようになって、本当によかったなと思います。
今回の男性のように、ブラック企業に苦しむ新卒の方はたくさんいるでしょう。毎日がつらくて、死にたくなるような日々でも、転職できることを目標にどうか潰れないでほしいです。
現代は第二新卒の転職市場はかなりホットで、たとえ数ヶ月の職歴でも必要としてくれる企業はたくさんあります。かくいう筆者も、新卒1年目で転職しました。
ブラック企業て苦しんでいるのなら、迷わず転職活動を始めましょう。新卒でも転職できるという事実と勇気を与えてくれる体験談でした。
今回、第二新卒の転職体験談を提供してくれた男性には、改めて感謝を送ります。
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