履歴書・職務経歴書

第二新卒の転職で「秒殺」される職務経歴書と基本的な書き方!

学生の就活ではなかたった、転職することで初めて書くのが「職務経歴書」です。新卒の転職を考えている人でこの職務経歴書に苦戦する人も多いのではないですか?

「職務経歴書」は第二新卒の転職を成功させるには、避けては通れないものです。

転職を一人で進めている第二新卒の方は、ここで職務経歴書の基本的な書き方とともに、「秒殺」される職務経歴書の特徴を知っておきましょう。

そもそも「職務経歴書」とは?第二新卒には必要?

履歴書が学歴や職歴など基本情報を伝えるものに対し、職務経歴書とは仕事の実務能力や経験、スキル等の詳細を伝えるものです。

決められたフォーマットなどはなく自由に書けるのが特徴で、転職活動における武器とまで言われるほど大切な書類です。(以下は例です)

履歴書と職務経歴書は違う!

転職採用では、少ない募集枠に、似たような経歴の応募者が集まることがよくあります。採用担当者は、この応募者の中から求める戦力になる人を選び、面接に呼ぶかどうかを判断します。

「履歴書」はあくまで個人を特定する基本情報なので、その人のスキルや経歴がわかりません。つまり、企業が「職務経歴書」を求める理由はココにあります。

一方、応募者に取って職務経歴書は、履歴書に書ききれなかった情報を補い、自分を強くアピールするプレゼン資料になります。

中途の場合、募集する職種や具体的な仕事内容が決まっているいて、ほしい人材のイメージがあるため、「当社で働く能力や適性があるか」をシビアに判断します。

第二新卒ほど職務経歴書が必要!

思い込みをしている人も多いですが、第二新卒や職歴が浅い人が「実務経験が乏しいので、職務経歴書に書くことがない」と考えるのは間違いです。

むしろ「実務経験が乏しい」「キャリアが浅い」の応募者ほど、履歴書だけで判断されると不利です。

そのため、「職歴が短く、書くことがない」第二新卒ほど、ここで戦力になることを感じさせる職務経歴書が必要になるのです。

第二新卒の転職で「秒殺」される職務経歴書の特徴!

新卒での転職や職歴が短い転職者が悩むのが、書類選考での落選です。特に第二新卒の転職では、スキルや経験がない分、やる気や適性で判断するしかありません。

しかし、採用担当者が応募書類に最初に目を通すのは、およそ1〜2分程度です。その間に読むに値しないと判断されたら、その先を丁寧に読んでもらえたり、面接に進むことはできません。

そうした「書類選考に”秒”で落ちる職務経歴書」というのは、第二新卒や初めての転職をする人でやりがちな特徴が以下の通りです。

  1. 記入が少ない
  2. 手抜きだとわかる
  3. 履歴書の繰り返し
  4. 単純に読みにくい

⒈記入が少ない

記入が少ないは、第二新卒の人にありがちですが、空白が目立っていてスカスカな書類です。書き方や対策は後述していますが、書くことがない人は単に書き方を知らない場合があります。

⒉手抜きだとわかる

手抜きだとわかるは、雑な仕上がりであったり、どこにでも流用できる書き方やありがちな内容で書いている場合です。要は熱意や意欲を感じないのです。

⒊履歴書の繰り返し

履歴書の繰り返しは、僕も採用担当をしているとけっこう見ることが多いのですが、単に履歴書の「職歴」に書かれた内容の重複では意味がありません。魅力的な追加情報もなく、見ていてつまらない職務経歴書になってしまっているのです。

⒋単純に読みにくい

読みにくい職務経歴書とは、一文が長くて読みづらい、内容が整理されていないので頭に入ってこない、抽象的な表現が多く具体性に欠けるなどです。

こうした職務経歴書は「秒殺」されやすい傾向にあります。

職務経歴書というのは、書式や組み立てが自由なためどんなアピールも可能ですが、逆にそれが難しさのハードル上げていると言えます。特に初めて転職する第二新卒の方は、書くこともまとまらないため苦労します。私も当時は、悩みに悩みましたから。

盛り込む要素の選び方や書き方次第で、出来上がりや伝わり方に大きな差が出ます。

職務経歴書の書き方で大切なことは、「応募者のできること(能力や適性)が一目でわかる書き方」を心がけることです。

例えば、志望先の企業に関係のある経歴やスキルをクローズアップし、無関係な内容は短くまとめるといった、志望先の採用担当者が知りたい情報がすぐにわかる「書き方」が必要です。

第二新卒の転職|職務経歴書の基本的な書き方

職務経歴書の基本的な5つの構成要素

①冒頭・タイトル

「職務経歴書」というタイトルに続けて、「氏名」「希望職種」「職務概要」を書いていきます。職務概要とは、自分の経歴を100〜150文字前後でまとめたものです。

必ず必要というわけではないですが、導入の役割を果たしつつ、採用担当者にざっくりと人物像を伝えることができるので書いた方が良いですね。

②③職務経歴と内容説明

職務経歴書で一番大切な部分です。

ここには応募職種に活かせる経験、実績などを書いていきます。応募先に関連のある内容は具体的に詳しくクローズアップし、関連の薄い内容はまとめて簡潔に書くなど、メリハリをつけることが大切です。

④活かせる能力(知識・技術・資格)

自分のアピールポイントを強調して書きます。

主に資格や業務に直結する語学・PCスキルなど、強くアピールしたいものは履歴書に重複しても書きましょう。ただし履歴書と書き分けるポイントとして、実務の業務での操作・応用レベルや活用術をわかりやすく、具体的に示すと好印象です。

職歴が短い第二新卒や正式な資格・免許を持っていない場合でも、「業務関連スキル」とくくり、ビジネスマナーや前職で知った知識、独学で勉強しているものなども積極的に書きます。

改めて項目立てすることで、読み手に伝わり、注目されやすくなります。

⑤自己PR(退職・転職理由・志望動機など)

今までの「経験・実績」と自分の「能力・スキル」を活かして応募企業で何ができるかを書くほか、今後の目標、経験の足りなさなどのハンデのフォローなど、入社意欲と熱意を伝える内容にします。

特に第二新卒などの仕事で実績が持てない場合は、その他にできることを洗い出し、キャリア不足を払拭できる印象を残しましょう。

職務経歴書は基本とあなたらしさが大事

これら5項目が基本ですが、上記の内容すべてを網羅する必要はありません。

たとえば、履歴書で退職理由を書いていたら省いたり、逆に志望動機を加えるなど、履歴書とのバランスを考え、より強く主張したいことを記入項目に選ぶようにしましょう。

【その他「職務経歴書」の基本ルールとマナー】

  1. 用紙は白無地「A4」サイズで横書き(1〜2枚程度)
  2. 手書きよりもパソコンでの作成がベスト
  3. 単文・箇条書きで文体を統一し見やすく
  4. 長文は避ける(読み手の負担になる)
  5. 履歴書とのズレや食い違いに注意
  6. 応募企業ごとに作成する
  7. 何度もチェック(誤字/脱字/変換ミス)

もちろん、自己分析や企業研究をしっかりと行ってから書くことが前提です。自分や転職したい企業のことがわからずには、中身のない職務経歴書になってしまいます。

職務経歴書の基本的な書き方がわかったら、次はあなたらしさをアピールするための書き方が必要になります。参考として、『採用担当の目にとまる職務経歴書の書き方と3つのポイント!』で書き方をまとめています。

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職務経歴書の書き方がわからないときは?

職務経歴書の基本的な書き方や注意点は理解できたけれど、実際にどう書いたらいいのかわからないという第二新卒の方も多いでしょう。

基本的な書き方はもちろん、自分の強みや企業に合わせた書き方がわからないときには、転職エージェントなどのプロにサポートしてもらうとより濃い職務経歴書を書くことができます。

転職エージェントでは、求職者や応募企業に合わせた書類添削や面接対策を行ってくれます。利用は全て無料なので、本気で受かりたい志望企業があるのなら、エージェントに詳しい話を聞いてもいいですね。

私も当時はエージェントの方にアドバイスをもらいながら、職務経歴書を仕上げました。

第二新卒におすすめは、職務経歴書も完全サポートしてくれる「マイナビジョブ20's」利用するとよいでしょう。求人探しや適性診断などもしてくれるので便利です。