「新卒で入社した会社を3ヶ月未満で退職してしまった」「まだ3ヶ月だけど転職したい」など、早すぎる退職をしてしまったり、すでに今の職場に耐えられない悩みを抱えていませんか?
早期退職は転職への足かせになると正社員になることを諦めている人は、いくら何でも早すぎる!フリーターしてる場合じゃありませんよ。
私の友人でさえたった1ヶ月で新卒入社の会社を辞めましたが、前職よりはるかによい会社に転職しています。
ここでは、友人の体験を通して、新卒入社3ヶ月でも転職するために大事なことをお伝えしていきます。
わずか3ヶ月だと後ろ向きになることはありません。
Contents
新卒が入社3ヶ月未満で辞めるのは早すぎる?
入社数ヶ月〜1年未満で辞める新卒は少なくない
厚生労働省の調査によれば、大学を卒業した新卒が3年以内で辞める人は3割にもなり、そのうち数ヶ月〜1年未満で辞める人が最も多いというデータが出ています。
・平成25年3月卒:12.8%
・平成26年3月卒:12.3%
・平成27年3月卒:11.9%
・平成28年3月卒:11.4%
・平成29年3月卒:11.5%厚生労働省「新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移」より
意外にも数ヶ月〜1年未満で辞める新卒は多く、珍しいものではなくなりました。
退職理由は「新卒は何年目の転職率が一番高い?男女別に見る離職率と辞める理由」の記事内でも様々ありますが、
- 労働環境が悪い
- 給与・待遇が悪い
- 理想と現実のギャップ
というような退職理由がよく挙げられます。
入社3ヶ月では早すぎるという周りの評価もあるかもしれませんが、体力的にも精神的にもつらい職場では、先に身体を壊してしまうか方がはるかにデメリットです。
たとえそれが間違っていたとしても、各々が自分で考え、決断したことでしょう。
私も1年目で退職しましたが、今となっては全く後悔していません。
新卒が3ヶ月でも転職をするメリット
新卒で入社した会社を3ヶ月で辞めて転職することを選ぶことで、もちろんメリットとなることがあります。
- つらい環境から抜け出せる
- 若い貴重な時間をやりたいことに使える
- 3ヶ月でも1年以内なら評価は変わらない
人によってメリットとなることは様々ですが、職場がブラック企業であった場合などは健康なうちにやり直せるということでしょう。
また、新卒で転職する場合は”第二新卒”という扱いになりますが、1年以内であれば何ヶ月でもたいして評価は変わりません。
転職活動をしてみるとわかることですが、聞かれることも評価される基準も大差はなく、むしろやり直したいという強い気持ちがあれば、応援してくれる企業はたくさんあります。
ただ、やはり覚悟しておくことや受け止めるべき現実があります。
3ヶ月以内で辞めた新卒の評価と受け入れるべき現実
新卒が3ヶ月以内で辞めたことの現実
私の友人もそうでしたが、新卒で入った会社を1〜3ヶ月未満で辞める人は意外にいます。
退職理由は様々ですが、社内環境が劣悪だったり、ひどいパワハラ・セクハラを受けた人もいました。中には数日で退職した人も僕の同期にいましたね。
ですが、そういった人たちにの中には、少しでも嫌なことがあれば辞めてしまうアルバイト感覚の人がいます。学生気分が抜けておらず、社会の厳しさを身を持って体感したのでしょう。
しかしそれは、いつかは乗り越えなければならないことです。
世間では、そんな甘い考えの人たちには厳しいのが現実です。どこも雇ってはくれないと考えてしまうのも無理はないでしょう。
自分ができなかったこと、反省するべきことはたくさんあると思います。
自分の甘さ、覚悟の足りなさ、仕事をするということ、それを絶対に忘れないでください。
新卒が3ヶ月以内で辞めることの意味
でも、だからこそやり直すことに意味があるのです。
一度転んでしまっても、起き上がることで強く、学んで賢くなります。それを早くに知ることは、今後の人生に大きく影響します。
早くに失敗や人生を変える行動を起こした人は、何もせずに我慢する人たちより成長も早く、自分の人生に責任を持てます。
どちらが正しいということはないですが、早くにリスクと戦った人は、5年、10年と経った時に、人生を語れる中身のある人になりやすいのは確かです。
3ヶ月未満で辞めるのは確かに早いですが、決してそれが間違っている訳ではないということを知っておくことは、今後の糧になるでしょう。
新卒が3ヶ月で退職しても転職できる理由!
私は新卒入社1年で転職しましたが、先ほど話した友人はたった1ヶ月で転職しました。
私も転職する前は、「新卒1年目じゃどこも雇ってくれない」「つらくても続けるべきなんだろうか」と悲観的に考えることしかできませんでした。
しかし現実は全くの逆で、現代では20代の若手が不足しており、第二新卒として20代前半の新卒を採用する企業が多いのです。
確かにスキルもキャリアも新卒にはありませんが、企業が採用する理由は「若さ」と「ポテンシャル」です。即戦力なんて誰も期待していません。
たった3ヶ月でも転職することはできますし、1ヶ月で転職した友人より全然マシです。
たとえ退職したとしても、再就職することは難しくありません。
新卒が3ヶ月で退職・転職するために覚えておきたいこと
「空白期間」は長くなると転職が難しくなる
3ヶ月以内で辞めた、もしくは転職を考えている人は、転職するなら早い方が有利になります。
とはいえ、なかなか転職先が決まらずに時間が経つと「空白期間」が長くなり、その分不利になってしまうのはご存知かと思います。
「空白期間」は、会社を辞めてから就職できるまでの間は履歴書に書くことがありません。アルバイトをしながら転職活動を続けても、その生活に慣れてしまい、抜け出せなくなる人がたくさんいます。
将来を考えると正社員を目指すことがいいですし、何よりアルバイトは履歴書に書けません。(職務経歴書には書けます)
話を聞いてもらえずに、書類選考で落ちるといった場合も少なくないでしょう。
空白期間を「半年」作ると一気に苦しくなる
空白期間により、転職が難しくなる目安が「半年」です。
通常、就職・転職活動は3〜4ヶ月くらいが平均です。会社はそのくらいで見ているため、半年を超えると「君は今まで何をしていたの?」「働く意欲がないのか」と思われます。
特に、初めての転職となる新卒の方がこれに陥る可能性が高く、一人でなかなか就職・転職できずにどんどん道を狭めてしまっているのです。
第二新卒で転職を成功させている人はエージェントを使う!
新卒でも転職がうまくいっている人というのは、転職サイトや転職エージェントをうまく活用し、自分の自己分析や企業研究をしっかり行えている人が多いです。
新卒3ヶ月程度だと
- やりたいことがわからない
- 今度は失敗したくない
- 自分に合う仕事がわからない
などの悩みがあって、なかなか転職活動がうまくいかない人も多いでしょう。
転職エージェントでは、自分がこの先どういう仕事がしたいのか、どうなっていきたいのかをしっかり相談に乗った上で、自分に適した求人を見繕ってくれます。
もしも1〜3ヶ月で退職や転職で悩んでいる人、空白期間をなるべく作りたくない人は、転職エージェントを利用していった方が確実に早く就職・転職先が決まります。
新卒入社3ヶ月で転職したい人におすすめの転職エージェント
新卒3ヶ月以内で辞めている場合
早期退職者やフリーター・ニートになった人は多く、その人たちを対象に内定を出し続けている専門の転職エージェントがあります。それがハタラクティブ です。
「ハタラクティブ」は20代の若者を中心に、既卒・第二新卒・フリーターからの正社員を目指す転職エージェントです。正社員の内定率は80%を超えており、業界でも「丁寧なサポート」と「失敗しない企業の求人」を取り扱っているところです。
ちなみに、冒頭で話した「新卒1ヶ月で辞めて転職した友人」はココで内定もらってました。自分で進めるのは苦手だったみたいで、彼の性格上一人でやってたら受かってなかったと思います。
扱っている求人や企業が、関東圏に名古屋、大阪、福岡が加わり、地方から都内で働きたい人にはかなり使いやすくなりました。
たくさんありすぎて困っている人も、第二新卒受け入れ姿勢の企業に絞られているため、行動しやすいのもメリットです。
はじめての転職でわからないことや、自分のこと・企業のことを知るサポートがしっかりしているので、転職ノウハウを学ぶだけでも利用してみる価値はありますね。
新卒3ヶ月以内だが辞めていない場合
まだ在職はしているが3ヶ月で転職を考えている場合は、マイナビジョブ20's がおすすめ。ハタラクティブは関東限定なので、すでに退職していても関東以外の方にもおすすめです。
「マイナビジョブ20's」は同じ20代の若者を中心に、全国区で転職をサポートしてくれるエージェントです。求人数は大手だけあってダントツで多く、まず登録しておくとよいですね。
在職中での転職活動になると、仕事をしながら求人探しやスケジュール管理など転職活動は容易ではありません。
しかし、「マイナビジョブ20's」はあなたの代わりに、求人探しから面接の日程調整などの企業とのやりとりをすべて行ってくれます。
就業経験がなかったり、早期退職でのキャリアに自信のない人を対象にしているため、特化した手厚いサポートが受けられるのも特徴です。
3ヶ月ほどの短い期間で辞めてしまったり、転職を考えていて、関東以外の地域に済んでいるなら利用しておきたい転職エージェントです。もちろん無料です。
新卒3ヶ月の転職は未経験・異業種の方がチャンス?
新卒で早期退職をした人の中には、未経験だけれども異業種に挑戦したい人も多いのではないでしょうか。また、自分の目標が明確になり、入社3ヶ月だけどその道に進みたいと考えている人もいるでしょう。
実は、未経験などの異業種に入る場合は、他の経験を積んできた人より早くに飛び込んだ人の方が有利になる場合が多いです。
異業種への転職で「未経験」で不安になるかもしれませんが、未経験であっても「新卒」だから転職しやすいのです。
世間では、若い人たちや新卒の人材が不足している企業が多く、未経験であってもそこからスタートすることで、その会社や経験で染まってくれることに期待します。
中途採用で経験を求めるところは、部分的にそこの保管が必要なだけで、全体から見れば新卒枠の若い人たちの方が圧倒的に足らず、第二新卒や早期転職者を受け入れることが多いのです。
そのため、早期退職した人や新卒でも転職したいという未経験者はチャンスなのです。
