新卒の転職事情

私が感じた新卒1〜2年目の転職で失敗する7つのパターン!

新卒で入社した会社を1〜2年目で転職する、いわゆる第二新卒が多くなってきましたね。もちろん、新卒で転職なんて不安しかないけれど、転職すると決めたなら案外フットワークが軽いのが、若い第二新卒ならではの強みでもあります。

実際、第二新卒の転職というのは案外うまくいく。

第二新卒の転職市場はかなり開けていますし、どこもかしこも人手不足だからです。

しかし反対に、転職に失敗することもよくあります。私も最終的にはうまくいきましたが、転職に失敗したと思ったときや周りで失敗してきた人を多く見てきました。

そこでここでは、その経験と失敗するパターンで知ったことを記述します。これから新卒で転職をしたいと思っている人の参考になればと思います。

同じように、転職で失敗してほしくないから。

人生これでいいのか?

「人生これでいいのか?」そう思って、私は新卒1年目で大手会社を退職しました。

新卒によくあるパターンですが、初めて社会に出ることで、私は私なりに人生について真剣に考えていました。

その結果が、新卒という待遇チケットを手放して大手企業を捨てることだったのです。

新卒で選んだ会社は、「大手だから」「安定だから」というありがちな理由でした。特にやりたいこともなく、自分がどんな仕事に就きたいかもわからなかったから。

けれど、それが失敗でした。毎日毎日同じことの繰り返し、相手先や会社に怒られる・注意される毎日、自分なりに頑張ってはいたけれども正直つまらなかったのかもしれない。

新卒1年目で何がわかるかなんて言えないですが、企業に属する、大手に入るとこんなものです。仕事は自分がいなくても回るし、個人では意見を言うことも、行動することもやりにくいのが大きな会社の特徴です。

だから若い年齢層の人は、「やりがいだ」を求める傾向が強いのかもしれません。このままいれば一生安泰のような会社でしたが、ふと自分と向き合ったら一つの疑問が出ました。

 

「俺の人生、これでいいのか?」

当然の疑問でしょう。

自分の人生に真剣に向き合わなかったツケがきたのだから。

会社に入って仕事して、いろんな人に出会って怒られて喜んでもらえて、初めて自分の人生に向き合えたのかもしれません。

そう思いはじめたら、もはや”転職”することしか考えられなくなっていました。

 

転職の失敗には2種類ある

転職で失敗することにも2つのパターンがあります。

一つは転職先に失敗するパターンと、もう一つは転職できない失敗パターン。失敗という言葉でまとめるのはよくないですが、こう考えている人は多いです。

でも実際は、転職なんて成功も失敗も紙一重だと私は思います。

というのも、実際に入ってみないとわからないし、仕事もやってみなければわからないからです。

かく言う私も、転職活動がうまくいかなかったときや入社して失敗したと感じることもありました。その反面、「うまくいった」「転職は成功だ」なんて思うことも多々ありました。

新卒が転職で不利な点

ただ、新卒で不利な点をあげるとしたら、世の中や転職事情をよく知らないことです。

企業のこと、業界のこと、仕事のこと、社会のことをたった1〜2年勤めたくらいじゃわからないというのもまた事実。この世の中や社会は、今の親父たちが作ったようなものなので、我々新米が挑んでもわからないことや勝てないことがたくさんあります。

まずそれが、第二新卒が転職で失敗するパターンです。入社して失敗もしたくはないですが、転職できなくて失敗もしたくはありません。

次の7つのパターンは、よく新卒が転職で失敗することです。自分にも当てはならないかを確認して、よく考えて次の行動につなげてほしい。

 

新卒が転職で失敗する7つのパターン!

転職にハッキリとした目的がない

「今の会社がイヤだから…」そういった理由で辞める新卒は本当に多いです。

でも、なんの目的もなく、ただただ今の現状がイヤでする転職は必ず失敗します。後で後悔することなんて事前にわからないので、安易な考えで退職・転職をしてしまうからです。

新卒が転職で失敗しないためにはまず、ハッキリとした目的を持つことです。

何を持って転職をしたいのか、どんな未来を望んで転職をしたいのか、明確な目的やゴールを持つことです。そのために重要なのが「優先順位」です。

あなたが持つ希望がすべて叶う転職先なんてあるわけないでしょう。

何を目的にするかの軸が決まれば、妥協できる点も見つかる。

そうすれば転職先が見つけやすくなります。転職活動はいかに情報を集めるかですが、情報が多くなればなるほど迷いが出てくるものです。

そのときに、ブレない軸があれば自然と迷いも消えるはずですから。

現状が嫌なだけの逃げ

「目的がないこと」に似ていますが、今から逃げるだけの転職は失敗する可能性が非常に高いです。

もちろん例外として、あまりにブラック企業すぎて、身体を壊してしまうような場合はすぐにでも辞めた方がいいでしょう。健康を失ったら、次も何もないからです。

けれど現実に向き合わないで、目を背けることに慣れてしまうのが一番怖い。

新卒の転職者が一番気にしているのが「逃げ」「甘え」といったワードです。真面目に考えて真剣に向き合っているからこそ、このワードが浮かぶのですが、ハッキリ言ってその内容にもよると思います。

別の記事でも書いていますが、目的や目標があって転職するなら「逃げ」でも「甘え」ではないということです。

反対に、努力の仕方で変えられる現状から目を背けている場合は逃げになります。

仕事の善し悪しや上司との付き合い方、周りの人間関係など、イヤなことなんてあげたらキリがありません。しかしそれらは、変えられない現実でしょうか。

どうにかしようとも思わず、何もしないで現実逃避しているだけでは、またその場面に出くわしたときに同じことを繰り返してしまいます。

転職先で失敗したと思うパターンがまさにこれです。

まずはどうにかしたいと思えれば、それだけでも今の会社に残る価値はありますよ。

転職先の情報収集をしてない

はっきり言って、転職は「情報」がすべてです。

転職先や業界の動向、給与、福利厚生、仕事内容などの情報はもちろん、裏側の情報も大切です。職場の雰囲気や離職率、社員の働き方や教育体制など、現場の人間にしかわからないこともたくさんあります。

転職で失敗するかどうかは、裏側の情報がもっとも重要です

「そんな企業の裏情報なんて、普通は得られないでしょ?」と考えるのが普通ですが、新卒でも利用者が増えている「転職エージェント」を利用すれば、企業の裏側を教えてくれるところもあります。

第二新卒や若手向けの転職エージェントは、企業に直接足を運び、内情や雰囲気を調査した上で紹介をしてくれるからです。

もちろん、転職エージェントにも当たり外れはあるが、新卒が転職を進める上では必要な存在です。転職エージェントを複数利用して、情報をしっかり聞き出しておくのが懸命です。

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面接対策をしてない

転職のカギを握るのが「面接」です

第二新卒の転職活動において、もっとも重視されるのは人柄や熱意です。

第二新卒の転職はポテンシャル採用とも言えますが、新卒の就職とはまたワケが違います。新卒の就活と同じスタンスでぶつかると、必ず落とされるからです。(⇒第二新卒の転職と学生の就活との違い

いくら就活で面接に慣れていても、転職の面接は畑違いです。

面接で聞かれることはもちろん、受け答えの内容、求められること、ライバルのすべてが就活とは異なります。第二新卒の転職を成功させるには、いろいろと準備が必要になります。

新卒といえど、社会人としての”転職”という認識を持っておくべきです。

第二新卒の面接対策をしっかり行うことが、新卒の転職を失敗させない秘訣です。面接対策のサポートなどがあれば、それらを利用してしっかりと対策をしておくことをおすすめします。

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一人で転職活動を行っている

第二新卒の転職は、いかに自分を客観的に評価できるか。

自分のやりたいことや方向性が決まってない新卒はたくさんいます。だからこそ転職でも迷ってしまうのです。自分を測るモノサシは、自分でしか測れないと思い込んでいるから。

社会人としてもまだ未熟な新卒は、自分を測るものさしが足りません。家族や友人、周りの人に協力してもらうのもいいですが、愚痴や世間話で終わって転職の役には立つことは少ないです。

だからこそ、プロの話やその道の先輩に聞くべきなのです。

自分一人で転職活動を行うと、どうしても視野が狭くなり、うまくいかないパターンが多いです。初めての転職は一人では行わず、必ずパートナーとなる人を見つけた方がうまくいきます。

初めての転職であれば、独自の自己分析と客観的適性を見れる【マイナビジョブ20’s】の転職アドバイザーがマンツーマンでサポートしてくれるので、ぜひ利用しておきましょう。

大手企業ばかり見ている

就活のときに入れなかった企業を諦められない人は多いが、第二新卒の転職では新卒のときに入れなかった企業にリベンジすることができます。

新卒の就活はライバルがたしかに多いですが、第二新卒の転職であれば時期もライバルもバラけているので、就活で一度は諦めた大手企業に第二新卒で転職できた人も意外といるものです。

大手企業は福利厚生はもちろん、給料や職場環境がいいですからね。

反面、集める人材のレベルも高く、辞める人が少ないため募集する人数も少ないのも現状。転職できる第二新卒も限られ、狭き門だということを理解しておかなければなりません。

大手企業はエリート社員が多いため、比較される場面がよくあります。社員人数が多い分、連携をとるのが難しく、和気あいあいとした職場は少ないと思った方がいいかもしれないです。

また、大手企業は今の社会を作った大人たちが大半を占め、体育会系なノリも多々あるので注意が必要です。

第二新卒が大手企業に転職するために大切な3つのポイント!第二新卒の転職といえば中小企業やベンチャーと考えてしまいますが、「やっぱり大手がいい」と思う第二新卒の方も多いはずですよね。 とは...

求人の見分け方を知らない

転職において、失敗がもっとも多いのが求人情報と現実の違いです。

求人に書かれた基本給が、実は「残業代」や「手当て」込みの額だったなんて話はよくあります。休日も全然取れずに、職場環境も最悪、実はかなりブラック企業で転職に失敗した新卒は多いからです。

転職では、求人に書かれてる情報の裏側をいかに読み解くかがポイントです。

就活で見ていたときとは求人の見方が異なるため、初めての転職活動はこうした経験や知識のなさから起こる失敗が本当に多いのです。

初めての転職活動では求人のココに注意!ブラック企業の見分け方」でも記述していますが、求人の裏を読み解く観察力と、しっかりと知識をつけることが転職で失敗を避ける方法です。

その道のプロやエージェントに相談するのも有効な手段だということも覚えておきましょう。

 

新卒の転職が”成功”するか”失敗”するかは賭け?

世間一般的に、転職するのは入社3〜4年目くらいが一番多いです。社会人としての経験も付いてきて、後半戦のキャリアを考える頃だからですね。

そのため、経験もなく世間も知らない新卒1〜2年目の転職は厳しいと思う人が多いのです。それが世間体という壁でもあるからです。

しかし実際には、「第二新卒」という呼び名があるくらいに新卒の転職は多いですね。ここ数年の最近の話のように思うかもしれませんが、実は30年以上前から新卒の退職・転職率は3割を超えているんです。

今の世の中は、第二新卒を欲しがる企業はごまんといます。

転職なんてどうにでもなるのが現状です。

ただ、やっぱり全てがうまくいくわけでもないでしょう。転職に成功する人もいる反面、失敗する人もたくさんいます。それは、「新卒」だからと同じ括りにすることはできません。

関連記事:新卒の転職失敗の体験談。失敗から学んだ教訓と成功への秘訣とは?

 

失敗は怖い、でも転職はしたいと迷っているなら

新卒1〜2年目の転職は、可能性が大きい分リスクも大きいです。

だからこそ不安な気持ちや迷いが生じて、「自分は転職するべきか」迷ってしまいます。迷いがあるのも当然ですが、迷いがあるうちの転職は失敗する可能性も高いです。

転職は、自分の気持ちや目的によるところが大きいですが、転職をすることで「得をするか」「損をするか」で考えてみるのも一つの方法です。

転職をするかしないかで迷う場合、実際に転職活動をしてみるとわかることも多いです。

行動を起こさなければ何も変わりませんから、まずはしっかりと調べてみたり、相談してみるところからスタートしてみるといいでしょう。

転職をするかしないか迷っているのなら、まずは情報収集からはじめて「転職するかどうか」を見極めることをおすすめします。

やり方は「新卒がはじめての転職で失敗しないための準備マニュアル!」で紹介しているので、参考にしてみてください。

以上が、新卒が転職で失敗する7つのパターンと、そこから導き出す答えを知る方法です。

「人は成功から学ぶことは少ないが、失敗から学ぶことは多い」という言葉もあるように、例に上げた失敗例から何かを学んで、第二新卒の転職を成功させてください。

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